【今回予告】
年の瀬が近づく混沌の魔界都市・池袋。
クリスマスに正月シーズンと真っ盛りの季節だが騒乱とカオスの街に平和……という概念はなく。
近頃、街では交通事故や列車の暴走と言った事件が多発し、さらには「復讐代行業」なる怪しげな存在の噂が跋扈する始末。
そんな中、目撃した交通事故に魔物の気配を感じたキミ達は、その調査に乗り出すが……

Beast Bind Trinity「Beast Inside」
心焦がすは魔の渇望、心繋ぐは人の愛



PC1:桜森昴

GM:まずはPC1の桜森くんから自己紹介お願いします~
桜森昴:では
桜森昴:桜森昴(さくらもり・すばる)。月影高校の生徒です
桜森昴:優等生というわけではないですが、かといって不良と言うほどでもない中途半端なヤンキー系の生徒でしたが
桜森昴:ある時夜遊び中に魔物と遭遇。友人が言うに堪えない状態になっているところ、謎の女の子から果実を渡され
桜森昴:絶対許さねぇ! と果実を口にし、守護者が覚醒。半魔として生きてゆくことになりました
桜森昴:この一見で周囲からヤバそうなやつと噂されるようになって、第二高浜荘で一人暮らししながら先人に話を聞いたりして日々生きています
GM:かなりハードな経緯を持つ守護者使いだ!
桜森昴:スタイルはアタッカー、ブラッドは守護者使い/凄皇流。呼び出した守護者で打撃する戦法になります
桜森昴:混血児:加速装置で命中回避を技術に担保して、凄皇流の範囲攻撃、大罪を含めてダメージダイスをじゃらじゃら増やせます
桜森昴:初稼働、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~


PC2:成海信三

GM:続いてPC2の成海信三くん!自己紹介よろしくお願いします~
成海信三:はーい!
成海信三:「いーじゃんいーじゃん、こーいうの嫌いじゃないぜ!」
成海信三:成海・信三(なるみ・しんぞう)、月影高校に通う生徒。
成海信三:優秀な兄二人に対する憧れと諦めを抱えながら、それはそれとして高校生活を楽しんでいましたが、とある騒動の中で地球の守護者と出会い異能者として覚醒。
成海信三:以降、羽根を巡る騒動などに積極的に、面白半分ながらも確かな正義感でもって首を突っ込んで回っています。
成海信三:性能としては自分でぶん殴るタイプのサポーター。オメガエフェクト振り回す異能者です。サポートってなんだっけ。
成海信三:以上、こちらも初稼働! よろしくお願いします。
GM:ダブル初稼動高校生だ!よろしくお願いしますー
GM:そんなお二人の今回のお話はこちら!

PC1&PC2 桜森 昴と成海 信三
絆:“ミスター・ゴールド”感情 興味

キミたちは私立月影高校に通う半魔だ。
いつものように下校していると、暴走した車が突如歩道に乗り上げる、という事故に遭遇する。
幸い、大きな怪我人は出なかったものの、キミたちは事故発生直後微かに〈アレナ展開〉の気配を感じていた。
友人である紫藤によると、近頃ネットで話題の「復讐代行業」の仕業ではないかという。
魔物が関与しているかもしれないとなると、調査の必要があるだろう。
キミ達はこの件を詳しく調べてみることにした。
【SA:復讐代行人を調査する】

GM:…というわけで、謎めいた復讐代行業者について調べてもらいます!
成海信三:やってやるぜ!
桜森昴:年の瀬に穏やかじゃないな。やるしかねぇ!


PC3:堂島丈二

GM:では次、堂島丈二さん、自己紹介お願いしますー!
堂島丈二:押忍!
堂島丈二:「半端者だからこそ、しがみつくのさ」
堂島丈二:堂島丈二(どうじま・じょうじ)、都内某所のシェアハウスに居を構える半魔。外見はドイツ系の美丈夫。
堂島丈二:この物件、住人の大半が半魔という物件なのですが、今回はひとまず置いておきまして。
堂島丈二:正体は、メルキセデク社が作り出した「フランケンシュタインの怪物」の模造品……に、とある人物の魂を移植したもの。
堂島丈二:その人物とはヴィクトル・フランケンシュタイン。すなわち、怪物の造物主その人。
堂島丈二:生命と魂の想像、その神秘を欲したメルキセデク社の目論見で誕生した半魔ですが、それはどうやらうまくいかなかった様子。
堂島丈二:現在は前述のアパートに住まいながら、メルキセデク社から「顧問料」を受け取ったり、知人の伝手で頼まれた仕事を手伝ったりして過ごしています。
堂島丈二:スタイルはディフェンダー、ブラッドはフルメタル(造られた怪物)/レジェンド(転生者)。
堂島丈二:攻撃を耐えたり回復したりしながら、行動済みの味方を再行動させます。
堂島丈二:自己紹介としては…以上かな!
GM:よろしくお願いします~
GM:そんな堂島さんの今回のハンドアウトはこちら!

PC3 堂島丈二
絆 “アンスラックス”伊達彰(協力者・依頼人) 感情:ビジネス

キミはルーナンでマスターの小笠原を通して、壮年の男性を依頼人として紹介される。
東京都近郊で近年増え続けている異能者について調査していると言う依頼人は、キミにこの池袋で近日多発している暴走事件の調査を調べて欲しいという。
【SA:暴走事件の真相を探る】

GM:というわけで、依頼人からの要請を受けて謎の暴走事件の背後に魔物がいないか調べてもらいます。頑張ろう!
堂島丈二:いえっさ!平和な年末のために……頑張ろう!
GM:オーケー!では行きましょう


【OP1】桜森昴:夢の中

GM:人間性の低下をどうぞ
桜森昴:59-1d6
BeastBindTrinity : (59-1D6) → 59-2[2] → 57


GM:……キミは夢の中にいる。
GM:周囲の景色は深い霧のようなものに満たされ、ひどく薄ぼんやりとしているが、
GM:目を凝らせば青と黒のチェック模様のタイルが一面に続く床や、薄く青に光る壁といった非現実的なオブジェクトが
GM:なにより、キミが呼び出したわけでもないのに傍らに控える守護者の存在が、キミが現実とは異なる異界にいる、ということを強く認識させるだろう。
桜森昴:──現実ではない、とこうして冷静に判断できるのは。いままでの経験ゆえだったからだろうか
桜森昴:熱を抱え緋色に輝く体を持つ守護者を、自らの横に立たせたまま。もう一度周囲を見回して
桜森昴:「……夢にしても、もうちょっと愛嬌のある光景作って欲しいもんだな俺の頭も」
GM:見渡せども、周囲に生き物の気配はない。
GM:ただ、遠くに薄ぼんやりとした影が形作る人のような靄があるだけだ。
GM:───否。深い霧の中で、キミは見る。
GM:曇りガラスのように遮る霧の向こうで、靄のような人影を掴み上げる異形の存在がある。
桜森昴:「なんだ……?」守護者を通して視界を得ようとするが、うまく行かない
GM:黄金と黒で彩られ、鬼神のごとき角を持つ禍々しい異形。
GM:それが、ゴシャリ!といやな音を立て、掴み上げた人影に掛けた力を強めた後、靄へと興味を無くしたように投げ捨てるさまを、キミは見た。
GM:異形はキミの方へとゆっくりと振り返り、その視線が交錯する───
GM:……ところで、キミは目を覚ます。枕元では、スマートフォンがけたたましいアラーム音を立てている。
桜森昴:「……ヒイロ!」傍らに立たせていた守護者を前に出し、気を張った──その時に
桜森昴:「……んん?」天井に向かって手を伸ばした状態で目を覚ました
GM:周囲を見渡せば、そこは見慣れた第二高浜荘のキミの部屋で。
桜森昴:ぼうっとかすんだ視界で手の甲をしばらく見てから。枕もとのスマートフォンを手に取り、目覚まし用のアラームを止める
GM:現実への帰還と、先ほどまでの光景が夢であった、ということを強く実感させます。
桜森昴:「寝た気がしないんだよ、こういうの」一人でぼやく。二度寝する気も起きず、素直に体を起こした
GM:……ただ。キミは半魔としての直感とでも言えばいいのか?奇妙な感覚があります。
GM:ただの夢ではなかった。なにか……あるいは、『何処か』と無意識に繋がってしまった。そういう感覚があります。
GM:それが何なのか?非常に気になるところではあるでしょう。ただ、今はまず学校に向かうことを考えるべきなのかもしれません。
桜森昴:この感覚は覚えている。忘れられない。自分がこの力に目覚めた時、果実を口にした時のことだ
桜森昴:取り込んだ時の何かが繋がるような、識らなかった場所を見て理解してしまったような居心地の悪さと
桜森昴:不意に乾いた口の中、果汁と実の味が思い出されて
桜森昴:「やべっ」時計の針が怪しい時間を指している。慌てて洗面台に走った
桜森昴:一人で考えるより、相談した方がいいかもしれない。例えば……
桜森昴:そう考えながら慌ただしく身支度を済ませ、古びたアパートのドアを少し乱暴に空けた

GM:シーンカット!シナリオ絆は“ミスター・ゴールド”ですが、このシーンでは【謎の異形】へ絆を取得することが可能です
桜森昴:気になるから異形に絆取得! 不安感とかそんなところで
桜森昴:OPでは罪チェックなしかしら
GM:いや、ムーヴしてくれたようなのでチェックしましょう。大罪エゴですよね?通します
桜森昴:ありがとうございます。大罪獲得


【OP2】成海信三:いつもの池袋西口…?

GM:人間性の低下をどうぞー
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 2)減少 (52 → 50)

GM:時は少し遡って。
GM:桜森くんが奇妙な夢に魘されていたその時、もしくはそれよりほんの少しだけ早い時間。
GM:池袋西口公園すぐ近くのゲームセンターで、キミは見慣れた人物を見かけます。
祐子ちゃん:「よっ。ほっ……っと。そこ、チップは貰ったァー!」
GM:見慣れた和装姿の幽霊少女が、なにやらアーケードゲームに熱中している。
GM:筐体を前に、実に慣れた指捌きでスティックとボタンを操作し、PUBG的なサバイバルゲームをやっています。
成海信三:「めっちゃエンジョイしてるな~……」筐体の後ろで立ち止まり、とりあえずプレイに区切りがつくまで待つ。
祐子ちゃん:「んっふっふ、これでウルト解放、残り6ペア!一気に勝負に行きますよー!」
祐子ちゃん:「ってあ!そういうことします!?あ、ああー……」
祐子ちゃん:キミが見かけたときは優勢だった(らしい)ものの、見る見るうちに劣勢に傾き、あっさりダウンを取られてゲーム終了してしまう。
祐子ちゃん:「うーん、これはドン勝への道は遠そうですね~。やっぱり新キャラ実装直後はまだまだ研究がいりますなァ」
祐子ちゃん:「……と、これはこれは成海さん。お見苦しいところをお見せしてしまいました」
成海信三:「はろはろ裕子ちゃん。惜しかったね~」
成海信三:お見苦しいところ、ってゲームのプレイ内容だろうか。それともゲームしてたこと自体だろうか。まぁどっちでも気にしないが。
祐子ちゃん:「はい。あと二歩だったんですが……まあ、それはともかく」
祐子ちゃん:「そろそろ年の瀬も近づいてきましたねえ。成海さんは来年から二年生でしたか?」
成海信三:「そーそー。流石に進級単位に困ったりはしてないからね」
祐子ちゃん:「それは何よりです。オバケには学校も試験もないのでわかりませんが」ゲーセンはある。
GM:キミ達が呑気にそんな会話をしていると。
GM:ガシャッ! ドンッッッ!
GM:ゲームセンターの騒音に身を置いていてもわかるほどの大きな音と揺れが、店内にいるキミ達にも伝わってきます。
成海信三:「うわっ、ビビった……外からかな」既にその足は音の方向に向いている。
祐子ちゃん:「みたいですね。ちょっと見てきますね」
祐子ちゃん:そういうと、周囲の注意が外に向いているのをいいことに、フワーッと壁抜け。
祐子ちゃん:……すぐにまた、同様に壁を透過して戻ってくる。
祐子ちゃん:「交通事故みたいですねー。自動車が電信柱にこう、ドカッと。幸い、死人は出てないみたいです」
成海信三:「それはそれは。ドライバーには気の毒だけど」
祐子ちゃん:「最近増えてますね、交通事故も。皆さん年の瀬でお忙しいのかなあ?」
成海信三:「安全運転を心がけてもらいたいもんだなぁ」
祐子ちゃん:「この前もウチの近くでそこそこ派手に事故がありまして。安眠妨害だー、なんて文句言うコもいるくらいでしたよ、もう」
GM:雑司ヶ谷霊園の幽霊たちの睡眠問題はともかく。
GM:確かに近頃、都内では交通事故がやけに多い。ワイドショーでもたびたび問題に取り沙汰されるほどだ。
GM:『夜』の側の住人たちはいたって呑気なものだが(彼らのほとんどは多少車に撥ねられた程度ではどうともないことを知っているため)
GM:とはいえ、数日前には電車が大規模なダイヤの乱れを発生させてたりしたので、人側に属してる君たちにとってはあんまり洒落になる問題でもない。
祐子ちゃん:「一説には、魔物の仕業かもー、なんて話も出てるみたいです。長沢さんたちは仕事のことになるんで、詳しくは教えてもらえませんでしたけど」
祐子ちゃん:「成海さんは気をつけてくださいね。こっち側にせよ人の側にせよ、物騒なことに変わりないですし。右見て左見て、ですよー」
成海信三:「俺はチャリくらいしか運転できないかんね。周りには気を付けるよ」
成海信三:「……にしても、"こっち"の話か。学校行ったら試しに色々聞いてみるか」
成海信三:独自の感覚で何かを掴んでいるヤツがいるかもしれない。例えば……
成海信三:「……ってヤバい、話しすぎた! ゲーセン寄ってて遅刻しましたは流石に怒られる!」
成海信三:「じゃねじゃね、裕子ちゃん! そっちも色々気を付けて!」
祐子ちゃん:「はい。成海さんもご登校お気をつけて~」ひらひらと手を振って見送る。

GM:シーンカット!祐子ちゃんには絆取得済みですので
GM:どうしようかな。【多発する交通事故】に興味とかで取得するといいかもしれません
成海信三:はーい! 推奨どおり、多発する交通事故/興味で絆取得!
成海信三:罪ロールは今回無しで!
GM:了解です


【OP3】堂島丈二:ルーナンにて

GM:人間性の低下をどうぞ!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を1D6(→ 3)減少 (52 → 49)

GM:さらに時間を少し前に遡って。
GM:池袋の<夜>。魔物たちが跋扈し、街に人魔問わず人があふれかえるゴールデンタイム。
GM:キミはひごろも荘を離れてひとり、ルーナンを訪れていた。
GM:キミがカウンター席に腰掛けると、バーテンダーである小笠原が隣の席に客を通してもよいか?と尋ねかけてくる。
GM:……どうやら、『依頼』を持った客がこの店に訪れ、少なくともこの店はキミが適任である、と判断したらしい。
堂島丈二:応じるのはもちろん、という声。無論、その意味を理解した上で。
堂島丈二:「あんまりキツいのは勘弁してくれよ?もう年なんだ、俺は」
堂島丈二:等と、度数の高い琥珀色の液体が満ちたグラスを干しながら。
伊達彰:「私よりはまだ、随分と若く見えますがね。……いや、失礼」
伊達彰:40代後半か、50代に入ってまもない、と言った印象の壮年の男が、キミの隣のスツールに腰掛ける。
堂島丈二:「見た目はな。魂は年寄りのそれだよ、俺は。……とはいえ、適任と見込まれて回された仕事ってなら悪い気はしない」
堂島丈二:「──堂島だ。堂島丈二。手に職があるわけじゃあないが、たまに便利屋みたいなことはしてる」
堂島丈二:知り合いの手伝い程度だがな、と小さく笑う。
伊達彰:「伊達彰(だて・あきら)と言います。転勤族で、東京には数年ぶりに来ました」
伊達彰:そう言って、名刺を差し出す。名刺には、外資系の医療メーカーの企業名が入っている。
堂島丈二:「よろしく、伊達さん。……サラリーマンにしちゃあアンタ……ああいや、悪い。素性は詮索しないのがマナーだな」
堂島丈二:受け取った名刺を一瞥して、テーブル上に置く。
伊達彰:「勤め先の母体はアメリカにある『財団』で……R.E.L.I.C.のようなものと言えばわかりやすいでしょうか?彼らほど武闘派ではありませんが」
伊達彰:「その関係でまあ、<夜>の世界にもある程度は詳しいつもりです。自分は主に、異能者について調べるのが仕事です」
堂島丈二:「なるほど?……異能、人から出た魔か。今回の話もそっち絡みかい」
伊達彰:「そうなります。とはいえ、さっきも言ったように、私はこの街に来るのは数年ぶりで、右も左もわからない、というのが実情で」
伊達彰:「そこで、信頼できる協力者を募るならここがいい、と聞いたもので。この店を訪れた、というわけです」
堂島丈二:「ああ、ならここに来たのは正解だ。と言っても、道案内をして欲しいってツラでもない」
堂島丈二:「前置きは抜いていこう。……何がしたい?」
堂島丈二:色眼鏡の向こう側、碧色の目をすっ……と細める。
伊達彰:「ある『モノ』を追っています。その手伝いをしてほしいのです。正確には、それが増やしているものを止める助力をしてほしい」
伊達彰:タブレットを取り出すと、一枚の写真を表示する。
堂島丈二:ほう、と声を漏らしてソレを見る。
GM:そこには、悪魔のごとき風貌の守護者が、禍々しい力を放つ黒曜色の短剣を握りしめた姿が映し出されている。
伊達彰:「ある能力者が念写したものです。こいつの正体まではまだわかりませんが……この『短剣』については調べがついています」
伊達彰:「『羽根』です。地球の守護者の。どういう手段でこのように加工したのかは知りませんが、この『短剣』には力がある。邪悪な素質(エゴ)を持つ者に力を授ける能力が」
堂島丈二:「とびっきりの厄ネタじゃあないか。……ははあ、ここのところ夜が騒がしいってのは聞いちゃいたが、こいつが原因かもな、って話か」
伊達彰:「ここ最近、都内で事故が多発している、という話はご存じでしょう。加害者はすべて、事故発生の直前に心身を喪失ないし、意識の混濁を訴えている」
堂島丈二:「オーケー、そういうことなら受ける受けないの話じゃあない。夜の平穏、昼の平和。そういうのを守るのが、俺たち半魔の役目だ」
堂島丈二:「……そう思っちゃいない連中も多いし、どれが正しいってワケでもないがね。少なくとも俺は、そう思っている」
伊達彰:「助かります」
GM:二人の話が一段落ついたところで、小笠原がキミ達にそれぞれカクテルを持ってくる。
GM:カウンターにグラスが置かれたところで……
GM:堂島さんは……そうですね。任意の能力値で目標値10でダイスを振ってみてください。
堂島丈二:押忍、では…肉体で!
堂島丈二:2d6+6>=10
BeastBindTrinity : (2D6+6>=10) → 8[5,3]+6 → 14 → 成功

堂島丈二:OK!
GM:成功!では
GM:あなたのカウンターに差し出されたカクテル・グラス。
GM:その細い脚の部分を、白と黒の刺々しいフォルムを持った拳が摘まんでいます。
GM:異形の像は、半透明の姿を持つ三本目の腕として、伊達の肩のあたりから薄ぼんやりと伸びている。
GM:異形を目で追ったところで、あなたと伊達の目が遭う。
伊達彰:「試すような真似をしてすいません。これが見えている、ということは」
伊達彰:「貴方に任せて問題なさそうだ。“アンスラックス”」
GM:伊達がその名を呟くと、白と黒の攻撃的なフォルムを持つ、亜人型の守護者が姿を現す。
伊達彰:「私はこいつをそう名付けています。子供のころ好きだったロックバンドに肖って。言葉の意味を知ったのはその少しあとなんですが」
堂島丈二:「……守護者ってのは、そいつの本体の精神から生まれたり、性根が近しい何かだったり……つまるところ、本体を映す鏡みたいなもんだ、って話があってな」
堂島丈二:「あんたがそういうタイプの奴かは知らないが、もしそうだとしたらあんた──」
堂島丈二:「なかなか、喰えない奴らしい」
GM:伊達は肩を竦める。
堂島丈二:「ま、好きってのも強い想いのひとつだろうさ。信頼と好意は片方だけでも力になるが」
堂島丈二:「両方揃えば、百人力だ」
伊達彰:「これはまだ確信には程遠いんですが……『短剣』が関与している以上、私と同じように守護者を使う奴か、なんらかの異能者の可能性が高い」
伊達彰:「どうか、ご用心を」そうキミに告げると、小笠原にカクテルグラスを取り変えるよう頼む。
GM:小笠原がキミの前に差し出されたカクテル・グラスを取り変えようと手に取ると、その脚の部分だけがまるで何年も使いこまれたように老朽化し、ポロリと取り外れてしまう。
堂島丈二:「……ああ。気を付けなきゃならないってのは、ようく理解できたさ」
堂島丈二:「何が飛び出てくるか予想がつかない。イレギュラーってのは、そういうモンだ」
堂島丈二:苦笑いを浮かべながら。カウンターの上、さらりと崩れて珪素粉末の山になってゆくグラスの足を、興味深そうに眺めていた。

GM:シーンカット!シナリオ絆の取得が可能です 伊達彰へ、推奨はビジネスですね
堂島丈二:ヤー、推奨通り伊達さんにビジネスで!
堂島丈二:それと「日常を守りたい」で罪ロールの申請を!
GM:チェック通します!罪1点どうぞ
堂島丈二:イエア!ゲット!
堂島丈二:改めて以上で!

【Beast Bind Trinity】
守護者名─“アンスラックス”
本体─伊達 彰
▽Guardian Status
破壊力:B スピード:A 射程距離:C
持続力:C 精密動作:B 成長性:D
【解説】
触れた物体を任意に老朽化させる能力を持つ。
無生物の場合はボロボロに朽ち果て、生物の場合は腐食する。


▽ミドルシーン

シーン4:狙われた男
シーンプレイヤー:桜森昴&成海信三


GM:堂島さんも登場可能ですが、登場する場合ちょっとこっちでシーン動かしてから、になります
GM:シーン登場希望者は一括で人間性の低下をどうぞー
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 2)減少 (50 → 48)
桜森昴:桜森昴の人間性を1D6(→ 6)減少 (57 → 51)
堂島丈二:押忍、では登場するかは様子を見て……で!

GM:時間軸を現在に戻して。
GM:授業も終わり、それぞれに帰路につく夕過ぎごろ。
GM:キミ達は噂好きの友人を交えて、最近やけに多い事故の話なんかをしています。
紫藤拓真:「しかし最近、マジに多いよなあ。事故」
紫藤拓真:「知ってる?事故に遭った連中は、“復讐代行人”に復讐されたんじゃないかって噂まであるんだぜ」
成海信三:「それ、初めて聞いたな。なになに? そのブッソーな話」
桜森昴:「代行なんて頼むくらいに憂さ晴らししたいもんかねぇ」
紫藤拓真:「そういうウェブサイトがあるんだって」
紫藤拓真:「なんでもそこに書き込むと、基準はよくわからないんだけど運営側から返信が来ることがあって」
紫藤拓真:「運営との話し合いが成立すると、その相手に不幸が訪れる……とかなんとか?噂話だけど」
桜森昴:「相変わらずどこから仕入れてくるんだか」
桜森昴:「そういえば成海も、朝から事故見つけたとか言ってなかったか」
成海信三:「そーそー。西口のゲーセン前で」
紫藤拓真:「女子の間じゃけっこう有名なんだぜ?この話。あいつら地獄通信とかそーゆー噂話すげえ好きだよなあ」自分のことを棚に上げて。
紫藤拓真:「おっ!結構騒ぎになったってやつじゃん。てか、朝からゲーセン通いすか」
成海信三:「拓真に言われちゃオシマイだっての」
成海信三:「ちょっとダチが遊んでたもんで後ろからね」
桜森昴:「間に合わなかったら洒落になってなかったな。この時期に朝ゲーセンは目ぇつけられる」
桜森昴:コンビニで買っていたコーヒーのカップを口に運んで
成海信三:「進級取り消しは勘弁。ま、二人も事故とかに巻き込まれないよう気ぃつけてな」
GM:ちょうどそんな話をしていたところで。
GM:桜森くんと成海くんは、<アレナ展開>の気配を微かに感じます。その直後。
GM:グオゥッ ヴィィィィィイイイイイイ
GM:猛然としたスピードで、暴走した乗用車が歩道へと乗り上げ、僅かに先を歩んでいた桜森くんめがけてつっこんで来るッ!
GM:成海くん、もしくは桜森くんはこれを任意の能力値で目標12出せば
GM:桜森くんの身を護ることに成功します。失敗したら5D6のFPダメージを受けてください(このダメージは次シーンで回復されます)
GM:どっちか片方が成功すればOK!
桜森昴:うおお、折角だから助けてもらおうかな
成海信三:では感情で振ってみよう!
成海信三:2BB+11%48>=12 感情
BeastBindTrinity : (2BB+11@12#2>=12) → 11[5,6]+11 → 22 → 成功

桜森昴:すごいぜ
GM:ナイスな出目!では成海くんはその異能を行使して、桜森くんを助けることに成功するぞ
成海信三:「……!!」ばちり、と電光が奔る。
成海信三:強烈な磁力が瞬間的に発生し、突っ込んでくる自動車の進路をほんの僅かズラす。
桜森昴:「──んな!?」フリかよ、と答えようとした矢先にスキール音を響かせて飛び込んでくる車両!
桜森昴:持っていたコーヒーの紙コップが宙を舞う
GM:スッ ズシャアッ!
GM:磁力により僅かに軌道がずれ、桜森くんの目前を暴走した車両が通り抜け、土壁へとぶつかる。
成海信三:「……だいっじょぶか、昴……?」ぱちぱちと異能の残滓を残しながら、声をかける。
GM:───激突の直前。キミは確かに見た。運転手の目が、まるで何かに乗っ取られたかのように白濁し、常軌を逸した色を灯していたのを。
桜森昴:「ああ、まぁ……」アスファルトの上に尻もちをつき。助かった、と言いかけて。紫藤の方を見やる
紫藤拓真:「!? ……おい、大丈夫か!?」突然の出来事。アンノウンマンである紫藤は一瞬の超能力による攻防を察せるはずもなく、ワンテンポ遅れて状況を把握し、驚愕する。
成海信三:(マジのマジか。"魔物の仕業"……!)
桜森昴:「なんとか。あるかよって言いかけて、本当になるとは思わなかったけどな……」立ち上がって
紫藤拓真:彼の眼には、突然飛び込んできた暴走者が紙一重の勢いで友人の前を突っ切り、土壁にぶつかったようにしか見えていない。
桜森昴:「助かった。でもアレ、見えたか? 運転手の顔」小声で成海君へ
紫藤拓真:「ええと……こういう時ってどっちが先だ?救急車、110番?」二人の会話まで気が回らず、スマホを手に通報しています。
成海信三:「あぁ。ヤベーヤベー……どうやらキナ臭い話、本当っぽいぜ」小声で応じて、
桜森昴:「救急車。スマホの電池切れちまってるから、連絡頼む」嘘だが
桜森昴:「……俺の方からも少し、相談事がある。後で時間もらえるか」
成海信三:「りょーかい。……ほっとけない話っぽいからな」
桜森昴:頷いて、
桜森昴:「あー、悪い紫藤。ちょっといまので腰打ったから、病院行ってくるわ」
成海信三:「じゃあそっちには俺がついてくからさ、拓真、ケーサツの人とか来るまで頼むわ!」
紫藤拓真:「お、おう!そうだな。気ィつけてな!」テンパりながらも、キミたちの言葉に頷き返して。
桜森昴:(悪いな。今度缶コーヒーくらいなら奢る)心中で謝りながら腰をさするフリをし、成海君の肩を借りるように
桜森昴:「復讐代行。胡散臭いどころかマジの可能性とはな」見えなくなってから口を開く
桜森昴:「恨まれるような覚えはねーけど」
成海信三:「恨まれるフシがありまーす、とか言われなくてよかったよ。いや、状況はあんまよくねーけど」
桜森昴:「優等生のつもりはないけど不良のつもりもないぞ」
成海信三:「……今朝、丁度裕子ちゃんとこの連続事故が"こっち"の仕業じゃねーかって話してたんだ」
成海信三:「ガチだってんなら、相応の相談をしに行かなきゃな」
桜森昴:「俺達だけで解決しようなんて気持ちは、夜の側全部に迷惑をかける……嫌ってほど言われたしな」
桜森昴:「となると、相談できそうな人は……」
成海信三:「あの人、だな」脳内に大きなシルエットを描く。
桜森昴:自慢じゃないが二人揃って殴るのは得意だがそれ以外は苦手だ。しかしあの人なら多分、頼りになる
桜森昴:「ヒマだといいけど」

GM:シーンカット!シナリオ絆【復讐代行人】に推奨:興味で取得可能です
GM:他に絆取得したい対象があればそれも可能
GM:罪ロール申請あればチェックしますので、言ってね
成海信三:復讐代行人/興味、桜森昴/友情で取得! 罪ロールはまだで!
桜森昴:罪チェックなし、絆は復讐代行人(興味)、成海君(友情)で取得します
桜森昴:こちら以上
GM:了解!
GM:シーン登場してない丈二さんは舞台裏で購入判定できますが、どうします?
堂島丈二:あ、ではちょっと調達を!
堂島丈二:白兵武器(大型)を狙います。目標値15
堂島丈二:判定前に《声なき声》、判定の達成値+2
堂島丈二:2d6+6+2
BeastBindTrinity : (2D6+6+2) → 5[4,1]+6+2 → 13

堂島丈二:うぬう、ここはこのままで!以上!


【Beast Bind Trinity】
守護者名─“ミスター・ゴールド”
本体─復讐代行人?
▽Guardian Status
破壊力:? スピード:? 射程距離:?
持続力:? 精密動作:? 成長性:?
【解説】
桜森昴が奇妙な夢で見た、黄金と黒のモザイク模様にツノを生やした亜人型守護者。
復讐代行の手段として何らかの攻撃を行う……?
本体・目的・その能力ともに詳細不明。


シーン5 喫茶エンジェル・ハート
シーンプレイヤー:堂島丈二(ほか二人登場可能)

GM:人間性の低下をどうぞ
堂島丈二:堂島丈二の人間性を1D6(→ 1)減少 (47 → 46)
成海信三:成海信三の人間性を0減少 (48 → 48)
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 3)減少 (48 → 45)
桜森昴:桜森昴の人間性を1D6(→ 2)減少 (51 → 49)

GM:池袋駅近くの小さな個人喫茶店、エンジェル・ハート。
GM:堂島さんは、桜森くん・成海くんからの連絡を受けてここを待ち合わせ場所に指定していました。
堂島丈二:指定した席は、店の奥まったテーブル。衝立や観葉植物の配置で、入り口からは見えにくい、半個室とも言うべき一席。
堂島丈二:あまり大っぴらにできない話をするには最適の場所だ。
堂島丈二:──そうか、行き会ったか。丁度いい、話を聞かせてくれ。
堂島丈二:少年たちから連絡を受けてそう返答し、ここで落ち合おうと決めて。少し早めの時間に到着し、待つこと数分。
桜森昴:店のドアがゆっくりと開かれ、連絡をした当人が視線を巡らせる
成海信三:「あ、待ち合わせで~」店員に軽く言葉をかけるなどして。
堂島丈二:「……ああ、こっちだこっち」
桜森昴:「……あ、いた」年齢ゆえの少々不躾な一声をこぼしながら
堂島丈二:観葉植物の上、がっしりした大きな手が揺れている。
桜森昴:「急に呼んですいません、堂島さん」席へ近づき、向かいのソファへ腰を下ろして
成海信三:「どーもどーもです」昴くんの隣に腰かける。
堂島丈二:「気にするな、ここに呼び出したのはこっちだからな。……でまあ、ここは喫茶店だ。まずは何か頼め」
堂島丈二:既に自分の前には、湯気を昇らせるコーヒーカップ。中身は4分の3ほどに減っている。
桜森昴:「じゃあコーラで」片手を上げて注文。ついでにフライドポテトをひとつ
成海信三:「外寒かったし、俺もあったかいのにしようかな……ホットコーヒーを」
桜森昴:水で一旦口の中を湿らせて
桜森昴:「とりあえず、こっちであったことを話しますと」
堂島丈二:ああ、と頷いて。言葉の続きを促す。
桜森昴:──復讐代行人という噂話と、突然自分へ突っ込んできた乗用車、その運転手が明らかに正気でないこと
桜森昴:「さっきあったのが、こういうことで。……あと、成海の話はなんだっけ、幽霊のあの」
成海信三:「あぁ。ここ最近頻発してる交通事故が、実は魔物の仕業かもしれない、っていう話で」
成海信三:「それがもしかしたら、昴にクルマ突っ込ませたやつと同じなんじゃないか、って思うんすよね」
堂島丈二:「運転手は正気を失ってたように見えた、か。……なるほどな、こっちで聞いた話と辻褄は合うわけだ」
堂島丈二:「俺が二人を呼び出したのはな。……まさしく、お前たちが目撃した事故……いや、事件の原因を探るのが、今の俺の仕事だからさ」
桜森昴:「復讐代行人……いや、もっと大本ってことですか」
成海信三:「事件。断言するってことは、ウラにいる"犯人"にもしかしてアタリついてるんすか……?」
堂島丈二:正体不明の──その「本体」も含めて──守護者によるものと思われる、黒羽根の刃を用いた「事件」。その概要を話して。
堂島丈二:「厄介だよ。……守護者ってのは上手く使えば便利なモンだが、悪用された場合もまた同じだ。その辺り、昴はよく分かると思うが」
桜森昴:「ええまぁ。いやってほど」力の制御に様々な人の話を聞いたが、その多くは独自の特殊能力を有する者ばかりだ
桜森昴:「……でも守護者、となると。俺からもうひとつ、話しておいた方がいいと思うことがあります」
堂島丈二:「ああ、そういう話……お前たちが気付いたことを聞きたくて呼んだんだ。どんなことでもいい、話してくれ」
桜森昴:「はい、さっき成海に相談しようと思ってたことなんですけど。変な夢を見たんです」
桜森昴:風景はおぼろげだが……おそらく重要な点は
桜森昴:「金色と黒の、角を持った何か巨大なやつがいて。足元には人の形のモヤがあって」
桜森昴:「そいつは手でモヤを持つと、握り潰していく」思い出すと、だいぶ気分のいいものではない
桜森昴:「……目が合って、夢も終わったんですけど。そこでさっきの事故……いや」
桜森昴:「事件があったってんなら、無関係と言えないんじゃないかって思いもします」
堂島丈二:「……昴も信三も、元々は普通の人間で。それぞれの事情で「こっち側」に踏み入ったんだったな」
堂島丈二:「なら、お前たちが見聞きして感じたものには、俺たちのような「こっち側」に生きる奴には見えない何かが含まれていると、俺は思う」
堂島丈二:「……頼む。力を貸しちゃあくれないか。正直、俺一人じゃあ荷が重いってのもあるが──」
堂島丈二:「人が何かに関わったなら、そこには必ず意味がある。……お前たちがこの「事件」に行き会ったことにも、きっとな」
成海信三:「力を貸してくれってんなら、二も三もなく"イエス"っすよ」
成海信三:「ただの事故じゃなくて、事件だっつーんなら……そいつ個人の思惑がなにかはまだわかんねーけど……」
成海信三:「俺にとっちゃ、大勢の人に迷惑かけて、ダチまで殺しかけた『悪』だ。ダンゼンほっとけねーっすよ」
桜森昴:「……俺もです。そりゃあ本音言うなら、関わらずに静かに過ごしてられるのが一番でしょうけど」
桜森昴:「こうして自分が巻き込まれたんなら、逃げたって無駄なんだし。……それに」
桜森昴:「そんな真似しちゃ、わざわざ色んなこと教えてくれた“あっち”の人達にも顔見せできない」
桜森昴:「よろしくお願いします。堂島さん」
成海信三:「っへへ、流石昴。そう言うと思った!」
成海信三:「俺も改めて、よろしくおねがいしゃす!」
桜森昴:「やめれ、そういう風に言われると恥ずかしい」コーラをストローで吸い上げて
堂島丈二:「思った通りっちゃあ通りだが、そこまで真正面から言い切るとは恐れ入った」
堂島丈二:少し冷めたコーヒーを一口。浮かべた楽しそうな苦笑は、その味によるものか。
堂島丈二:「なら……ああ、もちろん礼はするとも。まずは、ここは俺の奢りだ」
堂島丈二:「改めて──よろしく、頼む」
バイト:「いやあ、いいッスねえ~……あ、これケーキセットっす」
堂島丈二:「……頼んじゃいないぞ。お前らか?」
堂島丈二:視線を、対面の席に座る二人に。
桜森昴:「いいや」ぶんぶんと首を振る
成海信三:「俺もまだっすよ」なんか頼んじゃおうかなとは思っていたが。
堂島丈二:「ああ、ってことは──」
バイト:ちょっと空気の読めなさそうなバイトの給仕が、ケーキとコーヒー片手にやってくる。
堂島丈二:視線はバイト店員の向こう側。カウンターの中でコーヒーを入れている店主──天使の女へと向いて。
GM:その視線を受けて、喫茶店の主が微笑み返す。
バイト:「あれ?まだでしたっけ?じゃあ、店からの奢りってことで。ついでに、『追加の注文』があればいつでも受け付けるっすよ」
GM:というわけで、リサーチに突入しましょう。
桜森昴:押忍
堂島丈二:イエッサー!
成海信三:はーい!
GM:いま調べれることは

▽復讐代行業について 9
▽被害者について   7

GM:この二つです 追加情報が出たりでなかったり
GM:トリガーシーンが起きたり起きなかったりします
堂島丈二:押忍押忍。能力値的にはピンゾロ以外ならいけそう。
桜森昴:こちらもアクセスコードで
堂島丈二:感情11で判定できる成海くんに待機してもらって、桜森くんと自分で抜きにいきますか。
成海信三:押忍、任せました!
桜森昴:承った
桜森昴:じゃあ話を聞いたので代行業について当たります
堂島丈二:ではこちら、被害者について。社会で…素振り!
堂島丈二:2d6+6>=7
BeastBindTrinity : (2D6+6>=7) → 10[5,5]+6 → 16 → 成功

堂島丈二:いい出目が出た。
GM:ナイス!
桜森昴:復讐代行業をアクセスコード使って技術で判定! 人間性-2
桜森昴:2d6+8>=9
BeastBindTrinity : (2D6+8>=9) → 7[2,5]+8 → 15 → 成功

桜森昴:人間性が47へ

▽復讐代行業について
紫藤が言ったように、そういうHPが存在するのは事実。
特に魔術的な素養やネットに精通したスキルなどがなくてもアクセス可能で、多くの人にとっては他愛無いジョークサイト……と思われている
ある時期を境に、実際に入力フォームに名前を書き込まれた人物の中から事故に巻き込まれたり、事故を起こしたり、と言った人物が増え始めた。
ホームページは個人が運営しているもののようで、その背後に大規模なドミニオンや魔術結社、悪の組織のような勢力の存在はないようだ。
 →【ホームページの管理者】について調査可能になりました。
▽被害者について
多くの被害者は日常生活を送っている最中に突如意識の混濁や錯乱を引き起こし、その後昏睡もしくは死亡している。
現実社会においては交通事故や暴走運転という形で被害が垣間見られているが、これらは被害の一端であり、中には自殺に追い込まれたパターンも存在するらしい。
性質上、被害者から話を聞くことは難しい。
また、被害者の暴走運転や凶行に巻き込まれる形で攻撃された被害者にとっても、突然の凶事という形の為情報を収集することはできないだろう。
……ただ、最近この件に興味を持って被害者を収容した<夜>側に顔の利く病院が近くに存在する。
向かえば、有意義な話を聞くことができるかもしれない。
 →トリガーシーン【病院に向かう】ことが可能になりました。

GM:【ホームページの管理者】は難易度13になります。感情11あるからあっさり抜かれそう!
成海信三:振って大丈夫なら……挑戦するぜ!
堂島丈二:御願い…しやす!
成海信三:【ホームページの管理者】に挑戦!
成海信三:情報収集判定直前、「ファミリア」を使用して判定を【感情】に変更。
桜森昴:頼んだー
成海信三:2BB+11%45>=13 情報収集
BeastBindTrinity : (2BB+11@12#2>=13) → 9[3,6]+11 → 20 → 成功

成海信三:成海信三の人間性を2減少 (45 → 43)
成海信三:というわけで成功!
GM:あっさり抜きましたね!

▽ホームページの管理者
“ミスター・ゴールド”のHNでページを管理している人物が該当した。本名は宇土金嘉数(うどがね・よしかず)。
都内の心理学部に通う大学生。経歴上、特にメルキセデクやノア・クルセイダースのような危険な組織との接触歴はなし。
ある時期を境に非常に金回りがよくなった。この時期に『短剣』によりなんらかの能力を授かったか、悪魔のような存在と契約をした可能性は考えられる。
友人数人とサークルを立ち上げており、一部のメンバーはこの復讐代行業にも参加しているようだ。
(エンジェル・ハートで手に入れれる情報はこんなところのようだ)

バイト:「うちでわかりそうなことはこんなとこっすかね~」
堂島丈二:「いや、助かる。……"代金"は俺のツケに回しといてくれ」
バイト:「その……『短剣』の効果かはわかんないすけど、邪神ヤクザとか、NCとかは今回関係なさそうっすねえ」
桜森昴:「邪神ヤクザ……?」あまりの単語に聞き返しながら
成海信三:「とんでもねーとこが出てこないのは助かるなぁ」なんかすごい言葉を聞き流しながら。
バイト:「怖いヤクザがいるんすよ。あ、これは病院のアドレスっす。自分の友達がそこでバイトしてるんで、話聞けると思うっすよ」
堂島丈二:「……逆に言えばな。そういうのが絡んでないってことは、こいつは──」
堂島丈二:「純粋に悪意しかない話かもしれない、ってことだよ。……人の悪意か魔物の悪意かは分からないけどな」
堂島丈二:アドレスが記された紙片を受け取って、忌々しそうに、吐き捨てるように言葉を零す。
桜森昴:「損得が絡まない分、余計にたちが悪いってやつですか……」
成海信三:「どっちに転んでも面倒は避けられない、ってことっすね」
バイト:「あ、これ代金っす」
GM:決意を新たにするキミ達をよそに、マイペースに領収書が差し出される。そこには、さっき「奢り」で出されたケーキセットの料金もしっかり上乗せされていた。
堂島丈二:それを、今度は心底忌々しそうに。それこそ舌打ちでもしかねない気配を漂わせながら見下ろして。
堂島丈二:「……よし。じゃあ行くか。話を聞けるなら、早いに越したことはない」
堂島丈二:くしゃりと乱暴に折りたたんで、ポケットに突っ込んだ。
桜森昴:「おっす。……コーラご馳走様です」
成海信三:「っし、行きましょう!」

GM:シーンカット!絆取得とロールチェックが可能です。
桜森昴:ここは堂島さんに尊敬で絆を
成海信三:絆、堂島丈二/尊敬で絆取得。これで7枠目! そして「悪を見過ごせない」で罪ロール申請!
GM:チェック通します。罪1点どうぞー
桜森昴:こちらも「静かに過ごしたい」で罪申請
GM:おす。こちらもチェック通しで!1点入ります
堂島丈二:罪ロールはエゴが増えてないのでなし!絆は成海くんに誠意、桜森くんに連帯感で!
GM:了解!
桜森昴:こちらは処理以上!
成海信三:こっちも以上!
堂島丈二:自分も以上にて!


マスターシーン:闇に願いを

宇土金嘉数:「……くそっ!」
宇土金嘉数:いらだち交じりに、足元に備えてあったゴミ箱を蹴り飛ばし、髪をかき上げる。
宇土金嘉数:今日の朝───依頼にあった標的への攻撃はなにひとつ問題なく成功した。いつも通りだ。だが……誰かに視られた気配があった。
宇土金嘉数:なぜ?どうやって見られたのか?傍らにあった、自分の能力と同じような『モノ』が原因なのか?だとすれば、早急に手を打たねばならない。
宇土金嘉数:そう考え、車の運転手を利用した『攻撃』を行ったが、それすらも躱された。さらに問題は。
北澤:「アー……ダメっすね。これ、ホントに誰かに入られたっぽいすわ。どうします?」
宇土金嘉数:「いま考えてる……!」苛立たし気に応えたところで。
宇土金嘉数:「!」後輩の背後に、奇怪な人影が控えているの様を目にする。
GM:山羊の頭骨めいた頭部に、体型をすっぽりと覆い隠すマント。さながら中世に描かれた悪魔のごとき風貌の守護者。
GM:……いや、悪魔と呼んで差し支えないのかもしれない。この守護者こそ、奇怪な『短剣』によって宇土金と北澤から邪悪な才能を引き出した張本人なのだから。
“ブラック・ムーン・スペル”:『ずいぶんと』
“ブラック・ムーン・スペル”:『苛立っているようじゃあないか?宇土金くん』
宇土金嘉数:「……あんたか。見ればわかるだろう!」
宇土金嘉数:「同じような力を持ってる奴がいるのなら、なぜ先に教えてくれない。このままじゃあ、俺たちは破滅だ!」
“ブラック・ムーン・スペル”:『それは……君たちの想像力の欠如の問題ではないのかね?私と言う存在を見て、少し考えればわかることだろう』
“ブラック・ムーン・スペル”:『だが、そこがいい。君を気に入っているのは“そこ”のところなのだからな』
“ブラック・ムーン・スペル”:『想像力の欠如。君は、周囲の人間や社会がどうなろうがどうだっていいと考えている。人の痛みや悲しみなんかには無頓着だし、むしろ笑えると思っているのに』
“ブラック・ムーン・スペル”:『自分のケツに火がつくと、それはすべて社会や周りの人間のせいだと考え、あまつさえ怒りや憎しみさえ覚える。実に邪悪だ!』
“ブラック・ムーン・スペル”:『その罪と悪は、私の目的の為にちょうどいい。実に素晴らしい邪悪さだ』
北澤:「部長、好き勝手言われてますねー」実に他人事と言った風情で。
宇土金嘉数:「あんたがここに来たのは……俺の無能を笑う為か?わざわざイビりのためにそうやって姿を見せに来たのか?」
“ブラック・ムーン・スペル”:『まさか!私もそこまで暇ではない。君に助言をしに来たのだ。恐れることはないとね』
“ブラック・ムーン・スペル”:『君と北澤くんの能力は実に強力だ。その才能を使えば、向かうところ敵なしだと励ましに来たのさ』
“ブラック・ムーン・スペル”:『彼らは君たちを追い始めている。……どうやら、被害者を辿ってさらに君たちとの距離を詰めようとしているらしい』
“ブラック・ムーン・スペル”:『普通であれば無駄な行為だが……君と同じ能力があるのなら、あるいは確実な歩みになるかもしれないね』
北澤:「んー……そこの場所、わかります?」
北澤:「行って始末すりゃいいんでしょう?部長と同じような能力っつっても、完璧に同じじゃないんでしょう?」
“ブラック・ムーン・スペル”:『おそらくは。珍しく乗り気じゃないか?』
北澤:「そりゃ、ケツに火ついてるんで。脅かされっぱなしじゃ、困るでしょう?」
北澤:「安心して、ラクに稼ぐ能力なのに、そのせいで脅かされちゃ元も子もないんで、ね」
“ブラック・ムーン・スペル”:『やはり、君たちを選んだのは正解だったな。……行くがいい』
“ブラック・ムーン・スペル”:『欲望のままに自らの敵を討て!そうして、この私の敵に成り得る者を始末し続けるのだ!』
“ブラック・ムーン・スペル”:『キミ達に与えたその“能力”で!』

GM:シーンカット。舞台裏判定として
GM:購入が可能になります
桜森昴:治癒薬調達しましょう
堂島丈二:白兵武器(大型)を使うには肉体が足りないことに気付いたので、シールドを!判定前に《声なき声》、達成値+2で人間性-2
桜森昴:2bb+4>=12
BeastBindTrinity : (2BB+4@12#2>=12) → 6[1,5]+4 → 10 → 失敗

堂島丈二:2d6+6+2>=12
BeastBindTrinity : (2D6+6+2>=12) → 5[3,2]+6+2 → 13 → 成功

桜森昴:ここは失敗で終了! こちら処理以上
堂島丈二:成功、装備しておきます。行動値は8に。
成海信三:こっちも治癒薬狙いで
成海信三:2bb+3>=12
BeastBindTrinity : (2BB+3@12#2>=12) → 2[1,1]+3 → ファンブル → 0 → 失敗

成海信三:全然ダメだった! 以上!


シーン6:夏海診療所にて
シーンプレイヤー:成海信三

GM:他の人も登場可能。まだミドル戦闘じゃないよ
桜森昴:桜森昴の人間性を1D6(→ 4)減少 (47 → 43)
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 4)減少 (43 → 39)
堂島丈二:堂島丈二の人間性を1D6(→ 6)減少 (44 → 38)
堂島丈二:おっ、変異第一段階に。
成海信三:第一変異入ります。
成海信三:復讐代行人の絆をエゴ/事件の犯人を追いたい に変更。静電気がパチパチしはじめます。
堂島丈二:長浜幸典(ビジネス)を「これ以上犠牲者を出したくない」に。そして顔とかに縫合痕が浮かびます。
GM:変異発生とエゴ了解!

GM:夏海診療所。 豊島区の片隅にある個人経営の診療所だ。
GM:小さいながらも入院用の病床も備えており、手術室も完備。内科外科問わず対応可能。総院長は人魔問わず診療可能な人物で
GM:<夜>の世界では魔物絡みの事件や事故で怪我や病に犯された際に診療可能な病院のひとつということで、非常に重宝している場所でもある。
GM:ここに、一連の事件の被害者の一部が患者として運ばれた、ということ。
GM:そして、エンジェルハートの従業員がいうには、友人が務めているので話を聞ける、というわけで君たちは来たわけだが……
相馬 光:「やあ。話は聞いているよ。なんでも、入院患者について聞きたいことがあるのだとか」
GM:君たちを出迎えたのは、20代前半……おそらくまだ医学生だろうか?の女性だ。どうやら彼女が、エンジェルハートの従業員が言う「友人」らしい。
桜森昴:「はい。その……復讐代行の被害者の方なんですが」
桜森昴:場所の雰囲気からもっと壮年の男性を予想していたため、少しだけ面食らう
堂島丈二:「この病院が収容したって聞いてな。それに──どうやら「こっち側」の連中がよく世話になってるらしい、とも」
相馬 光:「本来は守秘義務があるのだがねぇ。私は魔物全般の生体……在り方と言い換えてもいいかな。そこにすごく興味があってね」
相馬 光:「幸い、先生は往診中だ。私に答えれることなら、なんでも話そうじゃないか。それで?なにが聞きたいのかな?」
桜森昴:「……こちらで調べた限りだと、被害者の人達に共通してるのは意識の混濁を切っ掛けとした昏睡状態」
桜森昴:「生憎、こっち側にはまだ詳しくないんですけど。こういうことができる異能というか」
成海信三:(先生が往診中だから喋るよ、って色々大丈夫なのかな……聞かせてもらう側だから言わないけど)
桜森昴:「魔法みたいなのはわかるんですか。例えば……こういうやつも含めて」
桜森昴:《魔獣化》、同時に《守護者召喚》。傍らに鋼鉄の四肢を持つエネルギー体の人型が出現する
相馬 光:「ほう。守護者使いか。興味深いねぇ」まじまじとキミの傍らに現れた守護者を観察する。
相馬 光:「確認しておきたいのだが、君。ご両親のどちらかは魔物だったりするかな?」
桜森昴:「実は、なんて話はいまのところ聞いてませんけど」
相馬 光:「そうかい。典型的なイレギュラーの可能性大、と……ふむ」
堂島丈二:「ついでに言やあ、こっちにいる信三もな。正真正銘、人の子だよ。……只人の中に発生するからこそのイレギュラー、か」
相馬 光:「これまで、夢蝕みの力以外で不思議な世界に入った経験はあるかな?」
桜森昴:二人に目線を配る。話していいものかと確認するよう
成海信三:「ここまで来たら、いいんじゃないか? こっちも協力してもらってる側だし、話せる事は話さなきゃフェアじゃないっしょ」
堂島丈二:「……そうだな。動機に関しちゃどうかと思うが、それでもここは病院だ」
堂島丈二:「人の命を扱ってんだ。そこは信用していいんじゃあないか」
桜森昴:頷いて
桜森昴:「……不思議な世界と言うなら、夢を見ました。覚えてる限りだと……」タイルやオブジェ、そこで行われていた光景を思い出せる限り伝える
相馬 光:「ほう!ほうほう……なるほど」
相馬 光:「興味深いな。いや実に!」興味深そうに話を聞いた後、そう言って笑って見せる。
相馬 光:「そうだな。私の知る限りになるが、守護者使い……というか守護者の中には、特殊なドミニオンに侵入する才能を持つものがいるようでね」
相馬 光:「君が見た夢の世界と言うのも、そういう特殊な領域の可能性が高いね。集合的無意識、というものを知っているかな?」
桜森昴:「あまり詳しくは……教えてもらって齧ったくらいですけど」
堂島丈二:「雑に言えば……人の精神は大本で繋がってる、って考え方だ。……ああ、つまりアレか」
堂島丈二:「繋がってるから、何処の誰だろうが標的に出来る、と?」
相馬 光:「そういうことだ。集合的無意識……魔術的には心の内海、と形容するものもいるが」
相馬 光:「守護者は本体の心から分かたれた者だからね。そういった領域に侵入する能力を持つこともあるようだ」
成海信三:「へぇー……」異能の力にも色々あるんだなぁ、と聞いている。
相馬 光:「過去には似た手口を使って個人を暗殺する、という物騒な事件もあったようだ。2年ほど前だったかな?」
相馬 光:「その時は池袋や新宿は巧妙に避けられていたからねえ。あまり知られていなくても無理はないが」
桜森昴:「ここがそういう場所だって知ってたのか、偶然か……」仮に二年前ここで起こっていたら、自分達以外の誰かが当たっていただろう
桜森昴:「けど、これでひとつ可能性はできた。この方法なら個人情報さえわかれば、どこにいても依頼をこなせる」守護者を消し、腕を組む
相馬 光:「うん。実のところ、個人の精神世界にダイブする能力や装備、というのはあまり珍しいものでもなくてね」
相馬 光:「夢蝕みっているだろう?わかりやすいところで、サキュバスとかインキュバス、と言えば伝わりやすいかな?」
桜森昴
相馬 光:「彼らは生来、人の心理世界に侵入する力がある魔物だし、80年代には装備を使って人々の心に潜る、という職業も<夜>の世界には存在していたそうだよ」
相馬 光:「今でも、心療内科や精神科医をやってる半魔の中にはそういう技術や装備を持ってる者も少なくないという話だ」
堂島丈二:「問題は。どうやらそいつを世のため人のため使うって考えが抜け落ちてる連中らしい、ってことだ」
堂島丈二:「……ま、他人をどうこう言えた立場じゃあないが……連中自身が痛い目を見るだけならともかく」
堂島丈二:「現にこうしてけが人も出てるってのが、気に食わない」
桜森昴:「それに、いまの話だと……俺も目を付けられてる、って思った方がいいかもしれないですね」
相馬 光:「そうだね。それに今回の手口の巧みなところ……いや、失礼。邪悪なところと言ったほうがいいかな」
相馬 光:「被害者は一様に魔物以外でね。アンノウンマンか、またはノウンマンのようだよ」
成海信三:「……選り好みしてる、ってことか」
相馬 光:「さっきも言ったように、人の心に潜る能力自体は珍しいものじゃない。それ自体を広域に展開するのは珍しいパターンだが」
相馬 光:「つまり、魔物であれば抵抗できるものも少なくない、ということだ。君たちの話が本当なら、この事件には犯人がいるんだろう?」
相馬 光:「彼らとしても、魔物を刺激して怪我を負うようなリスクは負いたくないんじゃないのかな。例えばもしメルキセデクの社員を襲うようなことがあれば」
相馬 光:「MMMに捕まって、生体解剖なんてこともありえるわけだからねえ。これは極端な例だが、そういう危険は避けたいはずだよ」
桜森昴:「逆にいえば、ここで俺達が気付けたのは幸運ってわけだ」
堂島丈二:「ああ。そして今のところ、連中に繋がる道ってのは──」
堂島丈二:「昴、お前だけってことになる」
桜森昴:「ただ、あいつ……ヒイロには心に潜る能力なんてあるかはわからないですよ」何せ、いままで攻撃することしか使えていない
相馬 光:「ふむ。……君たちは運がいい」
相馬 光:「さっきも言ったように、心理世界への潜入は80年代から医学……と言っても夜の世界に限るが」
相馬 光:「何度も研究されて、装置さえあれば能力なしでも潜入可能になっているからね。ここにも丁度、キットがあったはずだよ」
相馬 光:「桜森くんは偶然パスが繋がっているそうだが、他の人たちもそれで潜入可能になるんじゃないかな?どれ、試しにひとつ使ってみようじゃないか」
GM:そういうと、相馬は「取ってこよう」と言ってスタスタと扉へ向かう。ただ単に彼女が実験したいだけなんじゃないか?と思わなくもないが、
GM:君たちにとっては渡りに船だろう。
GM:ドアを開け、診察室の外へ一歩踏み出したとき────
GM:相馬の姿が、一瞬にして掻き消えた。

【Beast Bind Trinity】
守護者名─“ブラック・ムーン・スペル”
本体─黄衣の男
▽Guardian Status
破壊力:A スピード:A 射程距離:C(半径30m)
持続力:C 精密動作:B 成長性:C

【解説】
『黄衣の男』と呼ばれる人物の操る守護者。悪魔じみた風貌を持つ異形の守護者。
羽根を加工した『短剣』により邪悪な素質を持つ者からその能力を引き出している。


GM:目前で突如として消えた相馬。
GM:もしも君たちのうち誰かがドアに近づいて、様子を確認しようとすれば───異常はすぐに理解できるだろう。
GM:診療所のドアの向こう。そこに広がる景色がすでに。
GM:君たちが訪れたときのものとは大きく様変わりしている。
堂島丈二:「……おいおい。建物丸ごと異界に取り込むなんぞ、ドミネーター級の──」
GM:ハチの巣模様の絨毯が敷かれた回廊に、等間隔に連なる部屋。
堂島丈二:「……そうか。羽根、しかも黒いのが絡むってのはそういう話だったな」
成海信三:「なん……っだこれ……!? これがもう"敵"の"攻撃"ってことか……!!」
桜森昴:「っ──これは、もう相手が仕掛けてきた?」
GM:さながらホテルの客室層じみた異界風景だ。
桜森昴:「……飛び込むしかなさそう、ですねこいつは」
成海信三:「相馬さんも探さなきゃだしな」
堂島丈二:「ああ。ここではいお終い、ってワケにはいかない」
成海信三:「犯人追っかけてやる、ってところに向こうから仕掛けてきたのは、逆に見りゃチャンス!」
成海信三:「ここでとっ捕まえてやる!」
GM:相馬を探さなければ、という成海くんの言葉に反応したように。どこかから声が響いてきます。
北澤:「その心配は……」
北澤:「ないな。閉じ込められてるのは『あんたら』だけだ」
桜森昴:「その物言い──代行業の連中か!」
北澤:「仮にも病院で、従業員が消えたりしたらさ。後が大変でしょ?そういうのはちょっとなァ~」
北澤:「そういうこと! ようこそ、我が能力へ……と言いたいところだけど」
北澤:「あんたら、魔物ってやつで。自分と同じような能力持ってるみたいだからさ」
北澤:「速めに死んでくれよな。そのあたり、ここが『病院』てのは丁度いいや」
北澤:「俺の能力は『閉じ込める』だけだ。アレナ?っつーの?心の内海?シューゴー的無意識の迷宮と現実を繋いで、そこに閉じ込める」
北澤:「ただこういう場所には『出る』んだよなァ~~~~。武器になりそうなバケモンがうようよと!」
GM:その言葉に応えるように、客室の扉が開くと、桜森くんが以前夢で見た『モヤ』に似た生物が、攻撃的なフォルムへ変形し、君たちに向かって飛び掛かる!
堂島丈二:「ああ、そうかい。……ここにバケモノが出るってんなら、そいつはきっと」
堂島丈二:「さぞかし殴り甲斐のある野郎どもだろうさ。……お前さんみたいにな!」
桜森昴:「上等だ。成海の通り、ここで引きずり出してやる!」

GM:▽特殊アレナ【心層迷宮─夏海診療所】の探索を開始します。
GM:ドミニオン探索ルールに乗っ取って、マップ画面にあるセフィロトを基に移動してもらいます
GM:ちょっとマップ設定の縮図デカすぎて上と下が見切れてるかもしれませんが、セフィロトがあるのは見えてますでしょうか?
堂島丈二:ですね、真ん中あたりが見えています。
堂島丈二:イェソドがギリギリ見えないくらい。
桜森昴:同じく。マップが動かせないので下と上が切れてますが
GM:見えてるようならOK!で、通常のドミニオンルールだと
GM:一番上のケテル・ビナー・コクマーの3つのセクション
GM:このどれかをスタート地点にして
GM:一番下にあるマルクトのセクションにいるボスを倒して貰う……のですが
GM:今回はその逆で、皆さんの初期位置は【マルクト】になります。ここから上のセクションにある
GM:現実世界とリンクしている脱出路を目指して移動してもらう、という形になりますね
堂島丈二:奥からの脱出、というわけですね。
GM:そういうことです!
GM:セクション同士をつなぐ線がいっぱいあるのが見えると思いますが
GM:そのすべてを通れるわけではなく、移動できるルートは限られています。
GM:今回の場合だと
GM:【マルクト─診療室】から【イェソド─エレベーター】か【ホド─ホテル下層階への道】に繋がっている、といった感じですね
GM:セクションを調べると、敵が潜んでいて戦闘になったり、何もなかったり、逆に回復アイテムが置いてることもあります。
GM:【マルクト─診察室】
GM:君たちが現在いる診察室は唯一、現実の風景を微かに残しているが
GM:どうやらこの部屋から窓や壁を破壊して現実世界に脱出することは難しいようだ。
GM:突破するためには変異空間を突破し、出口を見つけなくてはならない。
GM:通路へ向かおうとする君たちの前には、影が変異した異形の魔物が二体。
GM:脱出の為にはこれを打ち倒すか、なんとかくぐり抜けて別のエリアへ移動しなくてはならない……!

GM:▽戦闘が発生します。エンゲージは

【桜森(11)・成海(10)・堂島(8)】
  │
遠隔
  │
【“恐怖の影(9)”・“不安の影(9)”】

GM:エネミーはいずれもLV2の[クラード]です。
GM:この戦闘では直接クラードを撃破するか
GM:セットアップもしくは自分の手番に[別セクションへ離脱]を宣言して、
GM:任意の能力値で対決し、勝利することで逃走する必要があります(以後、クラードとの戦闘は同様の宣言で回避可能)
GM:質問はありますか?
堂島丈二:は、こちらは大丈夫です!
桜森昴:大丈夫です
成海信三:大丈夫!
GM:では戦闘行きましょう!

GM:▽round1─セットアップ、エネミー側は宣言ナシ
GM:魔獣化あればどうぞ
桜森昴:《ストライクフォーム》の効果で《魔獣化》、同時に《守護者召喚》!
桜森昴:桜森昴の人間性を4(→ 4)減少 (43 → 39)
成海信三:こちら宣言なしで!
堂島丈二:こちらセットアップはなし!
GM:桜森くんは併せて変異もお願いします~
桜森昴:謎の異形をエゴ化、「事件を解決したい」に
GM:了解!

GM:▽イニシアチブ 行動値順の処理を開始します
GM:成海くんは魔獣化あればどうぞ
成海信三:《サポートフォーム》の効果でこのタイミングで《魔獣化》。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (39 → 38)
桜森昴:こちら宣言なし
GM:了解!ではこのままの流れで桜森くんの行動へ行きましょう
桜森昴:押忍
桜森昴:ムーブで守護者を移動、クラード二つとエンゲージ
桜森昴:マイナーなし、メジャーで武器は血戦武刃、アーツ《八拾八式:茨木崩》を使用して攻撃。コストを+2で消費して範囲化!
桜森昴:命中いきます!
GM:(桜森・成海・堂島)-遠隔-(影*2・守護者1)ですね
GM:命中どうぞ!
桜森昴:判定前に《混血児:加速装置》で【技術】+2で判定、FPに4点ダメージ
桜森昴:桜森昴のFPを4に変更 (48 → 4)
桜森昴:2bb+12%39
BeastBindTrinity : (2BB+12@11#2) → 4[1,3]+12 → 16

桜森昴:桜森昴のFPを44に変更 (4 → 44)
桜森昴:怖いなぁ、でも振り直しないので16で確定
GM:クラードなんですが2体とも《防衛役》を持っているのでカバーリングができます。
桜森昴:なんだとぅ
GM:不安の影が“恐怖の影”を庇う形で防御。
GM:ダメージどうぞ!
桜森昴:OK
桜森昴:24+2d6
BeastBindTrinity : (24+2D6) → 24+8[5,3] → 32

桜森昴:加護属性で32!
GM:【加護】アーマー値は能力B1・アーマー値3で合計4 軽減して28点ダメージの二倍を受けて56点
GM:FP17点なので消し飛びます! 演出どうぞ
桜森昴:「──“ヒイロ”!」
桜森昴:眼前に立ち塞がる脅威を前に、躊躇わず名をもう一度呼ぶ
“ヒイロ”:少年の傍らに、影が実体化する。鋼鉄の足が床を踏みしめる轟音を伴い目標へと接近!
桜森昴:「ぶちこめ、オラァッ!!」
“ヒイロ”:手から伸びた高熱のエネルギーブレードで大振りに空間を薙ぎ払う!
GM:振るわれた刃が、影を一瞬で切り裂く!
GM:切り裂かれた靄が、空間へと溶けるようにして消えていく。
桜森昴:「成海、残りだ!」
成海信三:「オッケー!」
GM:では続けて成海くんの行動どうぞ!
成海信三:はい!
成海信三:ムーブなしのマイナーなし。
成海信三:メジャー。
成海信三:「ライトニングボルト」で《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:対象は残った恐怖の影!
GM:命中11スタートだ!デカいぜ
GM:カモン!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三のFPを4減少 (40 → 36)
GM:特殊攻撃と間違えてた 普通に射撃値スタートです!ごめんよー
GM:どうぞ!
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (38 → 37)
成海信三:2BB+9%37 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@11#2) → 12[6,6]+9+20 → クリティカル → 41

堂島丈二:ファッ
成海信三:クリった!
GM:ワッ……ワア
GM:クリティカル!
桜森昴:ナイス
GM:ドッジするだけします こっちもクリティカルするかもしれない…!
GM:2D6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 6[3,3]+4 → 10

GM:ダメ!
GM:ダメージどうぞ
成海信三:念押ししとこう、ダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (37 → 35)
成海信三:で、ダメージロール!
成海信三:11+3+1d6+3d6+10+1d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+3D6+10+1D6) → 11+3+3[3]+9[2,1,6]+10+2[2] → 38

成海信三:感情の38!
GM:ふ、感情はもうちょっと硬い! アーマー3のボーナス3で合計6
GM:FP17なんで解けて死にます。サヨナラ!
成海信三:成海信三の人間性を4減少 (35 → 31)
成海信三:「今日の俺らは冴えてるぜ!」ばちばちと静電気が弾ける音がする。
成海信三:「つーわけで、これでバイバイだ!」指を鳴らす。その音が影まで届くよりも先に、稲光が生じて影を焼き尽くす!
GM:雷撃を受けた影は見る見る間にしおれ、霧散する!
GM:戦闘終了!君たちの勝利だ!

GM:影を攻撃した君たちは、その手ごたえから襲ってきたモヤは守護者とは異なるものだと理解できるだろう。
GM:どうやら、空間の中を漂う感情の残滓、集合的無意識に溜まった老廃物のようなものが疑似的に魔物となっている……ようだ。
桜森昴:「は──ふぅ」息をつく。
堂島丈二:「……実際ブン殴ってみた感じとしちゃあ、どうだい。言った程手応えのあったモンじゃあなかったと思うが」
成海信三:「なーんかすぐしぼんじまったっつーか……言われたとーり、『手応えがない』感じっしたね」
桜森昴:「守護者の類じゃあないのは確かですね。像(ビジョン)にしては脆すぎる」
堂島丈二:「なるほど、な。……人の意識(こころ)ってのは、人だろうが魔物だろうが、好き勝手に出来るモンじゃないってことだ」
堂島丈二:「それじゃあ行こうか。手応えのある野郎をブン殴るためにも、まずは」
堂島丈二:「ここを出なきゃあな」
成海信三:「うす!」
桜森昴:「急ぎましょう。ケリをつけなきゃならない」
GM:君たちの眼前には、二つの通路がある。
GM:ひとつは【ホド─下層階への非常階段】へ繋がる道。
GM:もうひとつは【イェソド─エレベーターホール】への道。
GM:さて、どちらに向かうべきだろうか?
桜森昴:お待たせしました。ホドへ三人で移動します
GM:わかりました!

GM:▽ホド─下層階への非常階段
GM:ではキミ達は、回廊を抜け、エレベーターホールの脇にある非常階段へ向かった。
GM:君たちが来たときは、変哲もない病院の階段であったそれは、今は非常用通路として錠が施されている。
GM:通常、ホテルの非常用路であっても施錠はされていないはずだが……
GM:この鍵を開けて移動するには、【肉体】もしくは【技術】で17以上の出目を出す必要があるだろう。
堂島丈二:ではまずこちら、技術でやってみましょう。
桜森昴:お願いします
堂島丈二:判定前に《声なき声》、達成値+2
堂島丈二:2bb+9%38
BeastBindTrinity : (2BB+9@11#2) → 10[4,6]+9 → 19

堂島丈二:お、クリア。
桜森昴:おお
成海信三:やった!
GM:お見事!
GM:ではキミは、閉ざされた鍵を開錠することに成功した。 階段は【ゲブラー/中層客室階】と【ティフェレト/レストランエリア】に繋がっている
GM:堂島さん以外の二人は【感情】もしくは【加護】で15以上出せば、事前に脅威を確認できる……かもしれない。
堂島丈二:頼んだ…ぜ…!
桜森昴:押忍
桜森昴:これは行き先それぞれで判定する形ですかね
GM:そうですね。どちらを調べるか事前に宣言した上で確固判定となります
成海信三:では、【ゲブラー/中層客室階】を【感情】で調べましょう。
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三のFPを4減少 (36 → 32)
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (31 → 30)
成海信三:2BB+13%30>=15
BeastBindTrinity : (2BB+13@11#2>=15) → 6[3,3]+13 → 19 → 成功

桜森昴:さすが
桜森昴:ティファレトも調べます。感情で
堂島丈二:ヒューッ
桜森昴:2bb+6%32>=15
BeastBindTrinity : (2BB+6@11#2>=15) → 6[1,5]+6 → 12 → 失敗

桜森昴:やはり厳しかった
GM:【ゲブラー】からは大きな敵の気配はない。おそらく、難なく通過できるだろう
GM:【ティファレト】は……霞がかかったように気配にノイズが走り、詳しく判定することはできなかった。
桜森昴:すみません、振り直しをもらって再判定することは可能ですか
GM:可能です
成海信三:では桜森くんに《ワンモアチャンス》!
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (30 → 28)
成海信三:再判定、お願いします!
桜森昴:ありがたい、もう一回!
桜森昴:2bb+6%32>=15
BeastBindTrinity : (2BB+6@11#2>=15) → 9[4,5]+6 → 15 → 成功

桜森昴:うおおお
成海信三:やるぅ!
GM:【ティファレト/レストランエリア】……モンスターハウスだ!
堂島丈二:ウワーッ!!
桜森昴:危ないところだった
GM:侵入時、1D6で【ドミニオンズ】上級ドミニオンルールに付属のエネミーチャートを振り、出たエネミーと戦闘する。
GM:侵入後、エネミーを倒すまでほかセクションに移動不可。侵入後の移動先は【イェソド】のみとなる。
GM:以上が、通行先の情報になります
堂島丈二:では……ゲブラーへ!

【ゲブラー/客室中層階】
エレベーターホール付近に据えられた窓から見える外界の景色は、現実のそれと異なりキャンパスをぶちまけた原色のような空間が広がり
窓から下層を見下ろせば、高度もまた、本来の診療所を無視していることが伺える。現在、現実で言えば地上20m程度の高さだろう。
回廊の先は複数の通路に伸びており、
【ケセド/下層エレベータ】
【ビナー/警備室】
へ移動が可能だ。

GM:……ただし、いずれも客室が左右に配置された廊下を通過する必要がある。大きな物音を立てると
GM:魔物に感知されて、攻撃を受けるかもしれない。
GM:…ということで、ここでは【加護】による判定を行って貰います。2D6+【加護】で10以上の出目がでれば
GM:運よく戦闘を回避することに成功します。
GM:ひとりでも10以上出せばクリアです。
堂島丈二:じゃあまずは……自分が!
堂島丈二:《声なき声》で達成値を+2しての……
堂島丈二:2bb+6%34
BeastBindTrinity : (2BB+6@11#2) → 2[1,1]+6 → ファンブル → 0

堂島丈二:オッフ
桜森昴:ウワー
桜森昴:2D6だからこんなこともある…
堂島丈二:あ、不味いな。《声なき声》でファンブルなので……暴走する!
成海信三:どうします? 《ワンモアチャンス》しときましょうか?
堂島丈二:申し訳ない、いただけますか…!
成海信三:では堂島さんに《ワンモアチャンス》!
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (28 → 26)
堂島丈二:いただき…ます!
堂島丈二:2bb+6%34
BeastBindTrinity : (2BB+6@11#2) → 6[2,4]+6 → 12

堂島丈二:OK成功!ありがとうございます!
桜森昴:ヤッター
GM:では客室に滞在する影の警戒を呼び起こさずに、移動が可能です。
GM:どちらに向かいますか?
GM:もし移動先が気になる場合は、先ほどと同じく【感情】もしくは【加護】で15以上で判定して調査してもかまいません。
成海信三:では、【ビナー/警備室】を【感情】にて調査します。
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
桜森昴:こちらはケセドを感情で
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三のFPを4減少 (32 → 28)
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (26 → 25)
成海信三:2BB+13%25>=15
BeastBindTrinity : (2BB+13@11#2>=15) → 11[5,6]+13+20 → クリティカル → 44 → 成功

桜森昴:目が走る!
桜森昴:こちらも判定
桜森昴:2bb+6%32>=15
BeastBindTrinity : (2BB+6@11#2>=15) → 3[1,2]+6 → 9 → 失敗

桜森昴:おーぅ
堂島丈二:だ、ダイス君……!
桜森昴:すまない…
成海信三:(欲しい出目が)逆だったかもしれねぇ……ワンモアは品切れゆえ、このまま開示お願いしましょうか

【ビナー/警備室】
「private」と書かれた非常通路を通り、バックヤードを抜けると、警備室が存在する。
:警備員を務める魔物が存在するようだが、もし倒してセキュリティルームを掌握できれば、一足飛びに現実世界へ脱出できるだろう【リンク:現実世界/夏海診療所】
また、セキュリティに介入することができれば、敵本体についてなにかわかるかもしれない(要判定)

GM:以上です
桜森昴:相談終わり。ビナーへ移動します
GM:オーケー!

GM:【ビナー/警備室】
GM:キミたちがバックヤード越しに警備室に向かうと、そこには……(警備している魔物を抽出します)
GM:1D6
BeastBindTrinity : (1D6) → 2

GM:池袋の地下深層でみるのと似たタイプ、半魚人に似た魔物が
GM:警備員服を着て、モニターを監視している様子が伺えます。
GM:ここを掌握できればひとっとびで脱出できそうですが、突入すれば戦闘は避けられないでしょう。
堂島丈二:では……突入!
警備員(半魚人):「なんだ、お前たちは!?」「侵入者か!」
成海信三:「シツレーだな、招待客扱いじゃねーのかよ」
桜森昴:「まぁ裏口回ってきたようなもんだからな」
成海信三:「それもそっか」
桜森昴:道中の不穏な空気をギリギリで回避しながらようやくここまで辿り着いた
堂島丈二:「招かれざる客ってのは事実だがね。こっちとしても、長居する気は無いさ」
堂島丈二:「……見たところ、警備室ってよりはコントロールルームって風情だな。なら、ここを抑えりゃ出来ることも増えるってわけだ」
桜森昴:「悪ぃけど、実力行使だ」
成海信三:「つーわけで、お邪魔するぜ!」

GM:▽戦闘を開始します
GM:エンゲージは

【人面魚*2】【人面魚*2】
 │
遠隔
 │
【桜森・成海・堂島】

GM:人面魚はレベル4クラード、行動値12、カバーリング能力アリです。

GM:▽round1─セットアップ
GM:エネミー側は行動ありません。行動あればどうぞ
桜森昴:《魔獣化》して《守護者召喚》!
桜森昴:桜森昴の人間性を4(→ 4)減少 (32 → 28)
成海信三:こちらなし!
堂島丈二:セットアップは無し!
GM
GM:▽イニシアチブ─サポーターの魔獣化あればどうぞ
成海信三:《サポートフォーム》の効果でこのタイミングで《魔獣化》。
GM:その後は行動値順に処理していきます
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (25 → 24)
GM:人面魚ABの行動
GM:ムーヴでキミたちのエンゲージに接敵するぞ
GM:マイナーで<隠密化>を使って達成値を+2。メジャーで[武装:オリハルコンの槍]で白兵攻撃を行います。
GM:対象は
GM:1D3
BeastBindTrinity : (1D3) → 1

GM:1D3
BeastBindTrinity : (1D3) → 1

GM:二回とも桜森くん……だとアレだな。順当にスライドして桜森くんと成海くんを攻撃しよう
GM:まず人面魚A→桜森くんへの攻撃
GM:2D6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 8[5,3]+8 → 16

桜森昴:意外といい目
GM:人面魚Bから成海くんへの命中判定
GM:2D6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 6[5,1]+8 → 14

GM:ではリアクションどうぞ
堂島丈二:中々やる気…!
桜森昴:《混血児:加速装置》でドッジ!
桜森昴:【技術】+2で判定
桜森昴:2bb+10%28>=16
BeastBindTrinity : (2BB+10@11#2>=16) → 7[3,4]+10 → 17 → 成功

桜森昴:よし被弾するよりいい、FP4点消費
桜森昴:桜森昴のFPを4減少 (44 → 40)
桜森昴:桜森昴の人間性を3(→ 3)減少 (28 → 25)
成海信三:うーん、回避に賭けるにはちょっとキツそう、ガード宣言!
堂島丈二:ではこちらが受け持ちましょう、《守護の盾》で成海くんをカバーリング!同時に《魔獣化》!
成海信三:頼れる大人~
堂島丈二:ダメージを…くれなのだぜ!
GM:ダメージ出します!
GM:17+2D6
BeastBindTrinity : (17+2D6) → 17+10[6,4] → 27

GM:感情属性ダメージです
堂島丈二:アーマーで8、ガードで6で合計14軽減、13点頂いてFPは85に!
桜森昴:カッチカチ
堂島丈二:堂島丈二のFPを13減少 (98 → 85)
GM:かったい!
GM:さっくり演出!
GM:警備員服からスケイルメイルに姿を変えた魔物たちが、槍を手に襲い掛かる!
桜森昴:「うおあ、っと!」守護者を通すことで常人を超えた動体視力を得、咄嗟に突き出された槍を躱す
堂島丈二:「えらくオールドスタイルな警備員だなぁおい!」
成海信三:「やっべ、見た目より速っ!?」こちらは受けるべく、身構える!
堂島丈二:突き出された槍の片方、その柄を腋で挟むようにして止める。掠めた穂先で肌を割かれるも、それはすぐに縫合痕へと変わってゆく。
堂島丈二:「……とまあ、そういうのを止めるのも俺の役目だ。お前らが集中できるように、な!」
堂島丈二:こめかみにはボルト。額に横一文字の縫合痕。物語の中の「フランケンシュタインの怪物」が、笑う。
成海信三:「どーもどーも……って、まだまだ来る感じかっ」
GM:人面魚CDの行動。
GM:ムーヴなし/マイナー<パワーチャージ>攻撃力+3
GM:メジャー<遠隔攻撃:感情>LV3
GM:対象は
GM:奇数PC1 偶数PC2 6が出た場合PC3
GM:1D6
BeastBindTrinity : (1D6) → 1

GM:1D6
BeastBindTrinity : (1D6) → 4

GM:またまた桜森くんと成海くん
GM:まずは命中判定! これ自体は基本能力値で行う、普通の射撃攻撃です
GM:まずは人面魚C→桜森くん
GM:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 9[5,4]+6 → 15

GM:たっけえ
GM:続いて人面魚D→成海くん
GM:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 9[4,5]+6 → 15

GM:たっけえ
桜森昴:目がいい…
GM:回避オア防御どうぞ ちなみにダメージは9+3D6の感情属性になります
桜森昴:ここは血戦武刃を使ってガード!
成海信三:こっちもライトニングボルトでガード!
堂島丈二:では、こちら《守護の盾》でそれぞれへの攻撃をカバーリング!(各々別のメインプロセスなため)
堂島丈二:堂島丈二の人間性を2減少 (31 → 29)
GM:おす!ダメージ二回連続で出しますので
GM:各自軽減してください
GM:9+3D6
BeastBindTrinity : (9+3D6) → 9+9[4,1,4] → 18

GM:さらにもう一発(ズン)
GM:9+3D6
BeastBindTrinity : (9+3D6) → 9+11[5,2,4] → 20

GM:いずれも感情属性の18/20ダメージになります ガード・アーマー有効です
堂島丈二:アーマーとガード合わせて14、それぞれ4点と6点通って……
堂島丈二:堂島丈二のFPを10減少 (85 → 75)
堂島丈二:FP75、まだまだ!
GM:ではまたまたさっくり演出!
GM:槍を振るう人面魚たちの後方で、警備員たちの身体が大きく膨らむ!
GM:直後、高圧水流による水鉄砲攻撃!
堂島丈二:放たれる二条の水流、それらをそれぞれ、左右の掌で受け止める。高圧水流が怪物の肉体を貫通──
堂島丈二:は、しない。肌に触れると同時、莫大な電流によって瞬時に、水素と酸素に分解されて霧散!
堂島丈二:「学校で習わなかったか?ならここで理科の授業もしてやりたいところだが、生憎急いでるんでな」
GM:では桜森くん行動どうぞー
桜森昴:押忍、ムーブとマイナーなし
桜森昴:メジャーで血戦武刃による《八拾八式:茨木崩》で攻撃、コストを+2で範囲化してAとBを狙います
桜森昴:命中時に《混血児:加速装置》!
桜森昴:2bb+10%25
BeastBindTrinity : (2BB+10@11#2) → 8[3,5]+10 → 18

桜森昴:18で確定
桜森昴:桜森昴の人間性を3(→ 3)減少 (25 → 22)
桜森昴:桜森昴のFPを4減少 (40 → 36)
GM:人面魚Aはまずドッジを選択 華麗に回避して見せる……!
GM:2D6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 6[2,4]+5 → 11

GM:命中!
GM:人面魚Bが<防衛役>でカバーリングを宣言!ダメージどうぞ
桜森昴:OK!
桜森昴:24+2d6
BeastBindTrinity : (24+2D6) → 24+5[2,3] → 29

桜森昴:加護属性で29
GM:6点軽減で23点、残りFP7で耐えます
桜森昴:うわ範囲化しても耐えた硬い
桜森昴:桜森昴の人間性を4(→ 4)減少 (22 → 18)
GM:あ、違う2倍ダメージ何だった
GM:死にますねえ!46点には耐えきれない!
桜森昴:よかった。そして第二変異に入りました
桜森昴:復讐代行人の絆をエゴに。「力を振るいたい」へ
桜森昴:「言った通り、あまりのんびりできないんだ──」
桜森昴:「おおっ、“ヒイロ”! ぶっ飛ばせ!」
“ヒイロ”:大雑把な指示ではあるが意識の繋がった守護者だ。狙い通りに近づいてきた半魚人二人へ炎の剣を振るう!
GM:ダッ!
GM:槍を盾に受け止めようと駆け出した人面魚を、炎の剣が一振りのもと薙ぎ払う!
GM:▽つづいて成海さん行動どうぞー
成海信三:はーい!
成海信三:ムーブマイナーはなしの、メジャー。
成海信三:「ライトニングボルト」で《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:対象は遠隔にいる人面魚CD!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (24 → 23)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (28 → 24)
成海信三:2BB+9%23 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@11#2) → 6[1,5]+9 → 15

成海信三:若干低いが15で確定で!
GM:避けてやるぜ~っ
GM:人面魚Cのドッジ!
GM:2D6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 7[5,2]+4 → 11

GM:Dのドッジ!
GM:2D6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 7[1,6]+4 → 11

GM:だめー!
GM:ダメージどうぞ
成海信三:ダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (23 → 21)
成海信三:11+3+1d6+3d6+10+1d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+3D6+10+1D6) → 11+3+4[4]+9[3,3,3]+10+4[4] → 41

成海信三:感情、41点!
GM:7点削って34点……!二体とも落ちます!
成海信三:成海信三の人間性を4減少 (21 → 17)
成海信三:第二変異入ります、絆/多発する交通事故をエゴ/派手に活躍したいへ。
成海信三:「俺たち殴る事ばっかり得意っすから……」
成海信三:「こーゆー形で、恩は返すって事で!」
成海信三:パァン、と両の掌を打ち鳴らす。
成海信三:そして、その音が届くよりも先に、雷光が生じる。遠く離れた人面魚たちの下で炸裂する!!
GM:雷撃を受けた人面魚たちが粉みじんに砕け散る!
GM:続いて堂島さんのターンです
堂島丈二:押忍!
堂島丈二:ムーブなし。マイナー、《能力移植:繁栄の地》。シーンのFPを回復し、BSを解除。
堂島丈二:堂島丈二の人間性を3減少 (29 → 26)
堂島丈二:6+2d6
BeastBindTrinity : (6+2D6) → 6+8[3,5] → 14

堂島丈二:自分と、そしてPC2人のFPを14点回復。
堂島丈二:自分はFP89まで回復した後、《能力移植》の効果でFPを3点失って86に。
桜森昴:ありがたい、FP48まで回復!
成海信三:こっちも回復貰って、38まで回復!
堂島丈二:そしてメジャーは《彼の出番だ》。桜森君を行動済みから未行動に!
堂島丈二:演出は桜森くんのメジャー前に軽く差し込みます!
桜森昴:OK、行動権いただきます!
桜森昴:ムーブ、マイナーなしで残った半魚人Aを血戦武刃で攻撃
GM:カマン!
桜森昴:命中は…不安なので《混血児:加速装置》を使用
桜森昴:2bb+10%18
BeastBindTrinity : (2BB+10@10#2) → 2[1,1]+10 → ファンブル → 0

桜森昴:グワーッ
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。
成海信三:判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (17 → 15)
桜森昴:ありがとう成海君…
桜森昴:2bb+10%18
BeastBindTrinity : (2BB+10@10#2) → 8[4,4]+10 → 18

桜森昴:桜森昴の人間性を3(→ 3)減少 (18 → 15)
桜森昴:桜森昴のFPを4減少 (48 → 44)
桜森昴:18で確定!
GM:回避!
GM:2D6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 8[6,2]+5 → 13

GM:ダメ!
GM:ダメージどうぞ!
桜森昴:ダメージ直前に《魔獣の殺意》でダメージ+1D6
桜森昴:20+3d6
BeastBindTrinity : (20+3D6) → 20+11[6,1,4] → 31

桜森昴:加護31点で!
桜森昴:人間性は14に
GM:6点削って25で……ギリギリ耐える!演出どうぞ!
堂島丈二:「別に恩を売ったワケじゃあないが、若者がやる気なのはいいことだ。それじゃあまあ──」
堂島丈二:蒸気と炎、雷光が迸る警備室。その壁が、古めかしい木材──長年手入れのされていない屋敷のそれに似た質感に変わってゆく。
堂島丈二:「もう一働き、してもらおうか!」
堂島丈二:三種類の熱が炎へ──桜森昴の守護者へ集約されていく。
桜森昴:守護者を通じ、己にも熱が流れ込む。異なる力が守護者にもう一度、動けと
桜森昴:「──なら! 応えてやろうぜ!」
“ヒイロ”:「オオオッ! オラララァッ!」絶叫と共に熱の剣が溶けて拳と重なり、両の鉄の拳がラッシュをかける!
GM:ゴォッ! ドガッ!
GM:守護者の拳がジェット噴射めいた音を立てて風を切り、魔獣に炸裂する!
GM:魔獣は連続打撃を受け、3mほどゴムボールじみてバウンドし大きく吹き飛ばされる!大ダメージだ!

GM:▽第二ラウンド/セットアップ・イニシアチブに新規アーツはないはずなのでこのまま行動値順のアクションに移行
GM:人面魚の行動
GM:ムーヴで<パワーチャージ>してメジャーで武器攻撃!自分を殴った“ヒイロ”を対象にします。リアクションする場合は桜森くんが対応してください
GM:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 4[3,1]+6 → 10

GM:うーん、ダイスの出目が死んだ!
桜森昴:回避5、ワンチャン狙ってみよう
桜森昴:2bb+5%14>=10
BeastBindTrinity : (2BB+5@10#2>=10) → 10[5,5]+5+20 → クリティカル → 35 → 成功

堂島丈二:!?
桜森昴:変異が進んでたからC10だったぜ
GM:クリティカル回避!
GM:キミの呼び出した力ある像(ヴィジョン)に向けて、槍による攻撃が繰り出される!
“ヒイロ”:鋼鉄の拳を穂先に向けて振るう! 快音を伴い、軌跡をズラして攻撃を捌く!
GM:▽そのまま桜森くんの反撃になります
桜森昴:ここは待機します
GM:了解!では成海くんの手番ですね どうしますか?
成海信三:はーい、手番貰います!
成海信三:ムーブマイナーなしからの、メジャー。
成海信三:「ライトニングボルト」で攻撃。
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (15 → 14)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (38 → 34)
成海信三:2BB+9%14 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@10#2) → 10[5,5]+9+20 → クリティカル → 39

成海信三:好調の"波"に乗っているッ
桜森昴:ワオワオ
GM:こっちも『クリティカル』に賭けるしかないッ ドッジだ!
GM:2D6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 9[3,6]+5 → 14

GM:ダメみたいですね……
GM:ダメージどうぞ!
成海信三:一応ダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (14 → 12)
成海信三:11+3+1d6+10+1d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+10+1D6) → 11+3+2[2]+10+2[2] → 28

成海信三:28点、感情属性!
GM:残りFP5!6点軽減しても耐え切れず!死ぞ!
成海信三:「そんじゃあこれで仕事納めってことで……お疲れさん!!」フィンガースナップの動作と共に、雷鳴一閃。
成海信三:「バリバリにキマったな!!」くるりと人面魚に背を向け、二人に向けてハイタッチの手を構える。
堂島丈二:おう、と笑って。掲げた右手を、成海くんの左手にぶつける。
桜森昴:ぱん、といい音を立てて上げられた手を重ねて打つ
GM:戦闘終了!

GM:警備員に擬態していた影の魔獣を取り除いたことによって、
GM:キミたちはこのセキュリティ・ルームの設備を探査できるようになった。
GM:調査には【技術】もしくは【感情】【加護】が必要だが、9/15/17
GM:の順で大きい達成値を出せば出すほど、貴重な情報を入手できるかもしれない
成海信三:では【感情】でチャレンジ!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (12 → 11)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (34 → 30)
成海信三:2BB+13%11
BeastBindTrinity : (2BB+13@10#2) → 7[3,4]+13 → 20

GM:ではキミたちはモニタールームを操作し、以下の情報を得た。
GM:9……【ケテル/正面ロビー】にはこの空間を守護するように、集積した影が巨大な魔獣へ変貌を遂げ待ち構えている。
ここから脱出するには、激戦は免れないだろう。

GM:15……監視カメラがザッピングし、このセキュリティ・ルームから裏口を通じて、【リンク:現実世界─夏海診療所】への脱出路を発見した!
【ビナー】から現実世界へ脱出可能になった。

GM:17……君の精神力がこの空間を形成した敵のそれを上回ったことにより、
GM:一時的にモニターに現実世界の風景が映し出される。敵本体の逆探知に成功!
北澤 湯築:大学生だろうか。19~20歳ほどの青年が、診療所の待合室で気のない調子でソファーに腰掛け、週刊マンガ雑誌(これ自体は診療所に置いてあるものだ)を読んでいる。
北澤 湯築:時折なにかを気にするようにチラチラと壁かけ時計を覗き見ているが、すぐにまた雑誌を捲り始めている。どうやら、君が探知したことには気づいていないようだ。
GM:【現実世界に帰還後、宣言のみで敵本体を撃破可能】です。
GM:情報の開示は以上!
GM:キミたちはこのまま宣言さえすれば現実世界に戻れますし、そのまま敵を宣言だけで殴り倒せます。
桜森昴:やったぜ
堂島丈二:ショートカット……!
桜森昴:では現実へ帰ろう…!
成海信三:そして閉じ込めた奴をボコろう……!
堂島丈二:うおーッ!

GM:▽現実世界─夏海診療所
GM:キミたちが裏口のドアを開けると、そこは丁度、診療所1Fの待合室へ通じる扉だったようだ。
GM:開けたロビーが視界に入り、患者と受付の看護師たちが一斉に(本来なら関係者以外立ち入り禁止のはずの)ドアを開けて出てきたキミたちの姿を呆気にとられたように見つめる。
桜森昴:「どうもすいませんすいません」片手を上げて軽く謝りながら、先ほど警備室で見た男へ近づいてゆく
北澤湯築:(あッ!?え!?)
北澤湯築:声にこそ出さなかったものの、自身の造り出した空間から無事に脱出した一同を見て大きく動揺!
成海信三:「オッケー逃がさないぜ!」驚いている皆さんを無視して、一角のソファにずいずい進む!
北澤湯築:ガタッ! バッ!
北澤湯築:半ば転げるようにソファから飛び上がる。
堂島丈二:「おっと悪いな、ちょいと立て込んでるんだ。……逃がすなよ!」
堂島丈二:《アレナ展開》。先ほど警備室で見せたそれに近い、どこか古びたにおいの空気が待合室を満たす。
北澤湯築:「『ホテル・エ……」まっすぐ一直線に進んで来るキミたちを再び領域に閉じ込めようと、<異能:ナイトメア>を発動しようとするが……
GM:この間合いでは、君たちの攻撃の方がはるかに素早い!
桜森昴:「オラァッ!」拳を突き出す。距離は空いているが、腕だけが召喚された守護者の一撃が北沢の顔面に襲い掛かる!
北澤湯築:「げふぁっ!」
成海信三:「……俺の能力、病院内で使うのには向いてねーからなぁ」
成海信三:「ま、昴の分だけでジューブンだろ」
GM:“ヒイロ”の繰り出した拳が見事、敵の顔面を捉える!
GM:メキリ、と拳が沈み込み、男は白目を剥いて昏倒する。
堂島丈二:「なに、ここに繋がる道を見つけただけで勲章ものだ。……しかしまあ、なんだ」
桜森昴:「ここが診療所でよかったな、すぐ治してもらえるだろうよ」一撃を済ませ、指をストレッチするよう絡める
堂島丈二:「……ああはなりたくないもんだな、心底」
堂島丈二:顔面にいい一撃をもらった男に、僅かな同情を込めて合掌。
相馬 光:「あれ?君たち。少し目を離した間にいなくなったと思ったら、ここにいたのか」
GM:騒ぎから一拍遅れて、呑気な様子で相馬がロビーにやってくる。
GM:キミたちの姿を認めて、やや面食らった様子。
桜森昴:「まぁ、ちょっと色々ありまして。それも済んだから大丈夫です」
桜森昴:先ほどと違って目が赤くなっているが、何事もなかったように
堂島丈二:「ああ、悪い悪い。……ちょっとばかし面倒があってな。病院(ここ)に迷惑をかけてなけりゃあいいんだが」
成海信三:「そーそー。話の続き、聞かせてください」僅かにイオン臭を漂わせながら、こちらも何事もなかったかのように。
相馬 光:「ふむ。……ま、いいか!それでは、部屋を用意しよう。紅茶も準備させてもらおうじゃないか」

GM:北澤 湯築……能力名『ホテル・エイリアン』再起不能。夏海診療所にそのまま入院。
GM:シーンカット!
GM:絆はもうみんな満員かな?チェックあればどうぞ
桜森昴:絆は埋まってますね。チェックは今回なし!
堂島丈二:あと1枠残ってますが保留で!あと「これ以上犠牲者を出したくない」で罪ロールを申請したく。
成海信三:このシーン中に変化したエゴって罪申請できるんでしたっけ
GM:まず堂島さんの罪チェック通します。1点申請!
堂島丈二:わーい!
GM:変化したシーンでも変化後ならOKのはずなので、それも通しましょう。1点どうぞ!
成海信三:では「派手に活躍したい」で罪申請します!
GM:通します~
GM:これで全員処理は終了かな?
桜森昴:こちらは以上で
成海信三:こっちも以上!

【Beast Bind Trinity】 能力名─『ホテル・エイリアン』
本体名─北澤湯築
▽Ability Status
破壊力:なし スピード:D 射程距離:マンション1棟程度
持続力:A   精密動作:C 成長性:D
【解説】
『短剣』により得た異能。
《異能:ナイトメア》と《アレナ展開》の亜種と思われる、空間歪曲能力。
守護者のような特殊な像は持たないが、非常に広い範囲を射程として捉えることができる。
《アレナ展開》時、現実と集合的無意識が生み出す「心層迷宮」を接続し、空間を塗り替える。
「心層迷宮」内を徘徊する魔物は現実世界に生きる人間の想念から生まれたものが増幅された疑似生命で、北澤自身が任意にコントロールできるわけではない。


シーン7 “ミスター・ゴールド”その3
シーンプレイヤー 堂島丈二(ほか登場可能)

堂島丈二:堂島丈二の人間性を1D6(→ 5)減少 (26 → 21)
桜森昴:桜森昴の人間性を1D6(→ 5)減少 (14 → 9)
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 3)減少 (11 → 8)

GM:───夏海診療所、スタッフ用の談話室。
GM:キミたちは相馬さんの案内で特別、ここへ通されています。
GM:とはいえ、内部はごく普通の会議室といった感じで、特段変わったものはなにもない。
GM:テーブルの上に鎮座するトランクケース台の装置を除いて。
相馬 光:「さて。君たちがロビーでぶちのめした男だが」
相馬 光:「一応身元確認させてもらったよ。君たちの話にあったように、近くの大学に通う学生だったようだねェ」
堂島丈二:「どこぞの組織の末端だとかって方がよっぽど健全な話だろうがな。……一応は真っ当な学生、ってわけか」
成海信三:「人殺しをホイホイ企めるようなやつに、あんまし使いたくない形容っすけどね」
桜森昴:「あのページの管理者も考えると、サークルみてぇな集まりになってんのか。胸糞悪いが」
相馬 光:「そのようだ。死霊課には通報してあるから、そのあたりは直に裏取りできるだろう」
相馬 光:「……とはいえ、その間にまた君たちが狙われる、という可能性も十分あるわけで」
桜森昴:「そりゃあそうですけど。解決するのは前提として、こうも何度も殺されかけたら一発殴るでもしなきゃ気が済まない」
桜森昴:一発で済ませる気はない顔で言う。変異による赤い目が細められる
相馬 光:「しかし、だ。学校に乗り込んで大暴れと言うわけにもいかないだろう?」
相馬 光:「そこで」テーブルの上に鎮座する装置を指す。「この装置の出番と言うわけだ」
堂島丈二:「……一応聞いとくが、そりゃあ何だい」
相馬 光:「よく聞いてくれた!さっき、夢蝕み以外にも技術と装備があれば精神世界への潜航は可能、という話をしただろう?」
相馬 光:「これがそのための装置、というわけだ。当院でも一応、そういう形での心療プログラムも存在していてね」
相馬 光:そういうと、トランクを開けて脳波や脈拍を測定する機器とヘッドギアを示して。
相馬 光:「本来は“設計士”とか“潜航士”と呼ばれる能力者か、治療資格を持ってる医師が必要なんだが……まあ、この際そこは目を瞑ろうじゃないか」
相馬 光:「偶然とはいえ一度繋がりを持っている“ヒイロ”が、補正を果たしてくれるはずだからねえ。……たぶん」
桜森昴:「オイオイオイ。オイオイオイオイオイオイオイオイ」
桜森昴:「いま聞き捨てならないこと言われたぞ」
成海信三:「この人ホントに医療機関に属してていい人なんかなあ」
堂島丈二:「学者ってのは大なり小なりこういうモンだよ。俺が言うのも何だがな」
堂島丈二:「……とまあ、笑って済ます話でもないなこりゃ。もちろん、地道に当たっていくってのも一つのやり方だが──」
堂島丈二:「……昴。危険は百も承知だが、ここはひとつ一肌脱いじゃくれないか。もちろん──」
堂島丈二:「俺たちも全賭けだ。なあ?」
堂島丈二:ニィ、と笑って。成海くんの肩にがっしりと手を回す。
成海信三:「そーそー。なんだっけ? イチレンタクショーってやつだ」
成海信三:「追っかけてぶっ潰したいのは最早俺の希望でもあるわけ」
成海信三:「これをほっといたら寝覚めが悪くなっちまうしな」こちらもニィと、笑顔を桜森君の方に向けて。
桜森昴:「ハァ──」吐息
桜森昴:「わかってますよ。ああ言ったけど、ここでケツ捲って帰るなんてしませんし」
相馬 光:「現実世界でのバイタルに関しては、ここで私が観測しているから安心したまえ」
桜森昴:「そりゃどうも」
桜森昴:「……うるさくて喧嘩ばっかで物騒だったり、こっち側でも穏やかじゃねぇ町ですけど」
桜森昴:「それでも俺達の住む場所だ。ほっとくなんてできねぇ」
桜森昴:「成海、堂島さん。最後まで頼む」
成海信三:「へっへっへ、任せとけよ、昴!」
堂島丈二:「勿論。後始末まできっちり請け負ってやる。だから──」
堂島丈二:「心配するこたぁない。思いっきりやっちまえ」
GM:君たちの同意を確認すると、相馬は医療従事者らしい慣れた手つきでバイタルセットとヘッドギアを装着・調整する。
GM:やがて、ヘッドギアの機動と共にキミ達を睡魔が遅い───意識が、心の内海を目指し潜航を開始する。
GM
GM:【心の内海─異界の池袋】
GM:君たちが再び目を覚ますと、そこは見慣れた池袋……によく似た空間だ。
GM:ただし、空は異彩に淀み、生命の気配はない。
GM:時折、君たちが北澤の生み出した異空間でも見たような人に似たモヤが移動するのは見かけるが、それだけだ。
堂島丈二:「……とまあ、入り込んだはいいものの。こりゃあ確かに、ナビなしじゃあ何処へ行ったものへやら、だ」
桜森昴:「なんか変だけど……池袋にいる人達はここで繋がってる、てやつか」さながら地方から出てきた観光客のように、周囲を見回して
成海信三:「寝て起きたらもう着いてる、ってラクな旅行で良いな。……"ヒイロ"に案内って頼めるのか?」
桜森昴:「どうだかな。……ま、やってみてからだな、そうやって否定するのは」
GM:ではここで、桜森くんは【感情】でダイスを振ってみてください。目標12です。
桜森昴:了解です、ウオーッ
桜森昴:2bb+6%9>=12
BeastBindTrinity : (2BB+6@10#2>=12) → 8[2,6]+6 → 14 → 成功

GM:成功!
GM:では桜森くんは、君たちとは別の方法、別の入り口から入ってきた存在の“気配”を確かに感じます。
堂島丈二:ヒューッ!!
GM:また、その気配のする方へどのように向かえばいいのかも、感覚的にわかるでしょう。
桜森昴:ごうっ、傍らに熱と気配が生まれて守護者が現れる
桜森昴:「同じ熱を使う人なら、炎の探知機とかできたんだけど俺にはそこまでの手は……」
桜森昴:守護者の感覚を通して街の中に意識を向ける。
桜森昴:「──いや。来てるな、“何か”」
桜森昴:“ヒイロ”の肌──比喩としてのものだが、覚えのある力が刺すような感覚で伝わってくる
桜森昴:「“ヒイロ”に先行させます。多分、追っていけば見つけられる」
成海信三:「オッケーオッケー。準備はいつでもだ」
堂島丈二:「頼んだぜ。辿り着いてぶちのめせば、この胸糞悪い場所ともオサラバってわけだ」
GM:君たちが“ヒイロ”の先導に従い、異界を歩いていると───直ぐに、追っている相手は見つけ出すことができた。
宇土金嘉数:「困るんだよな」 やせ型長身の男。この異界にあるまじき生命を持った男がぼんやりと、階段に腰掛けて拳銃を弄んでいる。
宇土金嘉数:「そこのきみ……夢で会ったやつでしょ?そいつ」“ヒイロ”を指して。
宇土金嘉数:「他の二人は知らねえけどさ。お友達ってとこ?困るんだよなァ……」
桜森昴:「出会い頭に随分な言い草じゃあないか」
桜森昴:「困るのはいきなり殺しにかかられたこっちだっての」
宇土金嘉数:「そりゃ悪いことをしたと思うよ?でも、同業は少ない方がいい。だろう?」
宇土金嘉数:「そこの二人。そっちもきみと同じようなの、出せるワケ?それとも“魔物”ってやつなのかな?」
成海信三:「テメーみてぇなやつと勝手に同じにされてたまるかっての」
成海信三:「"像"こそ結ばねぇけど、出せってんならいつでも出すぜ。こっちの札をよ」ぱちり、と静電気が弾ける。
堂島丈二:「こっちもあっちも、年の割に肝が据わってやがる。……でまあ、答える義理も無いが──」
堂島丈二:「"どっちでもない"んだよ、俺たちは。……人と名乗るには罪が深い。魔物と名乗るには我欲が足りない」
堂島丈二:「半魔。あっち側とこっち側、行ったり来たりで生きる半端者」
堂島丈二:「──どっちつかずのまま、お前みたいな馬鹿野郎を殴り倒す。そういう生き方をしてんだ、俺たちは」
宇土金嘉数:「ふぅん?誰かに雇われてるとか、そーゆーことかと思ったけど、違うんだ?ハハ」
堂島丈二:がちり、がちりと。左右のこめかみに突き立つボルトが締まる。
宇土金嘉数:「ま、いいや。あ、そうそう。困るってのは」
宇土金嘉数:「こっちにはそういう、自由に動けるヤツの数がまだそんなにいないってとこね。そう簡単に増やせるもんじゃないしさ。わかるだろ?」
宇土金嘉数:「……そうだ!別に雇われてないんならさ、キミらも組まない?稼ぎはいいんだよ、この仕事」
宇土金嘉数:「人を恨んでるやつってのは結構いるみたいでさ。理由とか、そういうのはどーでもいいんだけど。需要はあるんだよ、結構」
桜森昴:「評価されてるって思っていいのかこれ」
堂島丈二:「生憎だが、乗る気はないよ。人を呪わば穴二つ、ってのはこの国の諺だろう」
成海信三:「普段さ、無意識っての? ついつい言葉を繰り返しちまうんだけどさ」
成海信三:「意識的に繰り返すぜ。『テメーみてぇな奴と勝手に同じにされてたまるかっての』」
桜森昴:「まぁ、俺も二人と同じような回答だけどな──」
桜森昴:「堂島さんの言う通り、俺も半端な覚悟しか持っちゃあいない。ある意味、お前みたいにハッキリしてる方がよほど“らしい”」
桜森昴:「この力で何かを“裁く”とかそんな言葉を使える立場でもない」
桜森昴:深呼吸。傍らに立つ守護者が、無造作な立ち姿から構えを固める
桜森昴:「でもな、だからこそこう言うんだ。お前みたいに一方的に命を奪ったりできる、それを悪びれもしないやつは──」
桜森昴:「絶対許さねぇ、ってな」
宇土金嘉数:君たちの言葉に、僅かに不快そうに眉根を寄せてから、拳銃を手にすっくと立ちあがる。
宇土金嘉数:「そっか。じゃあやるしかないなあ……おっと!勘違いしないでよ?」
宇土金嘉数:「こいつで撃ち殺すとか、そういう話じゃないぜ。これは」
宇土金嘉数:銃口を自分の頭の横へ。手指は微かに震えているが、構わず引き金に掛けた指が動く!
宇土金嘉数:「こう使うのさ!」
GM:ズギャッ!
GM:頭が衝撃で横にブレ、血がばら撒かれ……否。
GM:銃弾は僅かに回転しながらも、空中でぴたりと静止している。静止している?いや、違う!
GMなにか・・・が、その弾丸を掴み取っている!
宇土金嘉数:「見えるか?感じるか?オレの才能。オレの能力。この心の海を自由に泳ぐもう一人のオレ!」
宇土金嘉数:「暗示するのは『塔』───“ミスター・ゴールド”!」
宇土金嘉数:「逃れられない破滅と惨劇ってやつをお前らにも与えてやる!」

【Beast Bind Trinity】
能力名─“バリサン”
能力者─成海信三
▽Ability Status
破壊力:A スピード:A 射程距離:D
持続力:C 精密動作:C 成長性:B
【解説】
フィンガースナップやハンドクラップなどをスイッチに、射程内の任意の地点に電流や磁力を生じさせる能力。
射程は発動スイッチとなる動作の音響範囲内だが、雷光は小規模な因果逆転現象により音響より速く標的を攻撃する。


シーン8 “ミスター・ゴールド”その2
クライマックスシーン

GM:全員登場…なんですが、場面継続してるんで登場ダイスなくて大丈夫とします
堂島丈二:ヤッター!
GM:啖呵も頂いてるので戦闘を開始していきたい。
桜森昴:助かる
GM:ただクライマックスなので『アレ』はあります
成海信三:うおー
GM:堕落判定!目標値はオーソドックスな10です
堂島丈二:うす!この判定に《声なき声》で達成値+2!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を2減少 (21 → 19)
桜森昴:こちらは素で判定!
桜森昴:2bb+3%9>=10
BeastBindTrinity : (2BB+3@10#2>=10) → 10[5,5]+3+20 → クリティカル → 33 → 成功

成海信三:絆4つからの素振り!
成海信三:2BB+4%8 堕落判定
BeastBindTrinity : (2BB+4@10#2) → 8[2,6]+4 → 12

桜森昴:9-2d6
BeastBindTrinity : (9-2D6) → 9-6[3,3] → 3

成海信三:成功! で、人間性下げます
堂島丈二:……あ、拙いな。すみません、やっぱりなしで素判定!
桜森昴:人間性3まで低下!
成海信三:2d6
BeastBindTrinity : (2D6) → 4[3,1] → 4

成海信三:成海信三の人間性を4減少 (8 → 4)
堂島丈二:2bb+4%21
BeastBindTrinity : (2BB+4@11#2) → 5[2,3]+4 → 9

堂島丈二:ぐえッ
成海信三:ワンモアいっときます? というか、暴走していると具合がよろしくない!
堂島丈二:イエス、すみませんがお願いします…!
桜森昴:ここは切り時かな
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。
成海信三:判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (4 → 2)
堂島丈二:有難い…では!
堂島丈二:2bb+4%21
BeastBindTrinity : (2BB+4@11#2) → 6[2,4]+4 → 10

堂島丈二:せ、セーフ!ありがとうございます…!
桜森昴:よしッ
堂島丈二:2d6
BeastBindTrinity : (2D6) → 4[1,3] → 4

堂島丈二:堂島丈二の人間性を4減少 (21 → 17)
堂島丈二:そして人間性は20を割って変異第二段階。「贖罪(希望)」を「次世代に託したい」のエゴに変更!
GM:了解!

【宇土金嘉数/“ミスター・ゴールド(守護者)”】
 │
遠隔
 │
【桜森昴/成海信三/堂島丈二】

GM:▽round1─セットアップアクション!
桜森昴:《魔獣化》!
桜森昴:桜森昴の人間性を4(→ 4)減少 (3 → -1)
堂島丈二:こちらは無し!
成海信三:なし!
桜森昴:第三変異入ったので三日月さんの絆をエゴ化
桜森昴:内容は「目の前の相手をぶっ飛ばす」!
GM:▽イニシアチブ
GM:魔獣化ありますか?
成海信三:あります!
成海信三:《サポートフォーム》の効果でこのタイミングで《魔獣化》。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (2 → 1)
桜森昴:こちらは宣言なし!
GM:では行動順の処理で、桜森くんから行動どうぞ!
桜森昴:OK、ムーブで守護者を宇土金のエンゲージへ移動
桜森昴:手を抜いてはいられないか。マイナーで《凄皇流奥義:迦具土》、ダメージロールに+6D6!
桜森昴:桜森昴の人間性を6減少 (-1 → -7)
桜森昴:メジャーで《八拾八式:茨木崩》、血戦武刃で攻撃!
桜森昴:命中判定前に《混血児:加速装置》!
桜森昴:桜森昴の人間性を3(→ 3)減少 (-7 → -10)
桜森昴:桜森昴のFPを4減少 (43 → 39)
桜森昴:対応なければ判定いきます
“ミスター・ゴールド”:甘いぞッ!
“ミスター・ゴールド”:《理不尽なリドル》
宇土金嘉数:基本能力を判定基準にする場合、一番低い能力値で判定してください
GM:この場合【肉体】か【社会】ですね
堂島丈二:ではそれに対応していく形で、《魔性の美》。達成値に+2してください。
桜森昴:半減以下になった…! やったるわぁ!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を1減少 (17 → 16)
桜森昴:ありがとう堂島さん、肉体4+2の6で判定!
桜森昴:2bb+6%0
BeastBindTrinity : (2BB+6@9#2) → 6[1,5]+6 → 12

GM:避けれるかどうか微妙だけど、これ命中して成功扱いになると追加のペイライフも発生するのでドッジを選択!
“ミスター・ゴールド”:2D6+6>=12
BeastBindTrinity : (2D6+6>=12) → 9[6,3]+6 → 15 → 成功

“ミスター・ゴールド”:回避!
桜森昴:野郎~
桜森昴:仕方ない、ここは逃す
桜森昴:桜森昴の人間性を2(→ 2)減少 (-10 → -12)
桜森昴:では軽く演出いきます
GM:おす!
桜森昴:「お前をここでぶっ飛ばして、全部終わらせる! その顔面前に突き出せ!」
“ヒイロ”:一足飛びで間合いを詰め、鋼鉄の拳を全力で宇土金へ振り下ろす!
GM:宇土金の眼前で破裂音が生じ、空間が震える!
“ヒイロ”:過去に影へ打ち込んだものとは違う、明らかに迸るエネルギー量が増加した一撃──
“ミスター・ゴールド”:不気味な笑みを浮かべる片角の魔人風の像が、振り下ろされた拳を寸前で捌いたのだ。
桜森昴:「何──ィ!?」
宇土金嘉数:「今のはかなりビビった。けど“ミスター・ゴールド”の……いや」
宇土金嘉数:「この俺の敵じゃあなさそうだな。この守護者ってやつ」
桜森昴:(パワーも速度もこっちが上……確かに弾丸を止めた精密性も反応速度もあったにしたって捌くには──)
桜森昴:「それがてめーの技(アーツ)か!」

GM:エネミーターンに移行します
GM:ムーヴなし、マイナーで<BS付与:放心>
桜森昴:こ、こいつッ
GM:メジャーで<守護者強化>。武装─ダークネスフレアを使います
宇土金嘉数:<世界律:崩壊>LV2を使う。射程・対象をシーン化。
宇土金嘉数:判定直前に<守護者同調>。守護者が同エンゲージにいるため、達成値+2
宇土金嘉数:対象は敵対する半魔全員
“ミスター・ゴールド”:8+2D6
BeastBindTrinity : (8+2D6) → 8+6[2,4] → 14

“ミスター・ゴールド”:うーん、<世界律:超越>撃っておこう。達成+20
桜森昴:野郎~
堂島丈二:ぐえーッ!
堂島丈二:こちらはガード!
成海信三:乗せてきおる
GM:ドッジクリティカルするか潰せばワンチャンあります
桜森昴:ワンチャン狙う、ドッジ!
成海信三:ドッジ狙いましょう。
桜森昴:2bb+5%0>=34
BeastBindTrinity : (2BB+5@9#2>=34) → 7[1,6]+5 → 12 → 失敗

成海信三:判定直前に《特異知覚》。
桜森昴:酷いな!
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (1 → 0)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (30 → 26)
成海信三:ここで第三変異!地球の守護者の絆をエゴ/ムカつくアイツに一発カマすに変更!
成海信三:2BB+6%0 ドッジ
BeastBindTrinity : (2BB+6@9#2) → 9[4,5]+6+20 → クリティカル → 35

堂島丈二:!?
桜森昴:おお
GM:なんだってェーーーーーッ
堂島丈二:ではダメージ前に《守護の盾》で、桜森くんをカバーリング!
堂島丈二:同時に《魔獣化》!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を3減少 (16 → 13)
GM:了解!ではダメージステップに行きましょう
“ミスター・ゴールド”:ダメージステップ前に<世界律:絶望>発動 ダメージ+30/アーマー・ガード値0扱い
堂島丈二:ウワーッ!!
“ミスター・ゴールド”:50+3D6
BeastBindTrinity : (50+3D6) → 50+6[3,2,1] → 56

GM:ダイスが全然回ってない!56点の無属性ダメージです
GM:カバーリングで2倍受けになるから112点になりますね
堂島丈二:2倍したら112、かりそめの死!罪1点で復活!
堂島丈二:FPは14に!
“ミスター・ゴールド”:ただそこに在るだけで、空気がひどく淀んでいる。存在するだけで精神を苛むような不快感を放つ異形。
“ミスター・ゴールド”:禍々しい瘴気を纏った像が飛び上がる。直後、鋭い影にも似た瘴気の波を破壊のエネルギーへと変じて射出する!
GM:あ、BS:放心が入る場合なんですが
GM:<道化のプライド>の効果でBS受けた相手は一番高い能力値BだけFP減るんですが
GM:先に宣言しておくべきだった!次からその認識でオナシャス!
桜森昴:地獄の道化師はこれだから
堂島丈二:あいあい。ただこの場合、処理順としてはFP現象のタイミング、復活前ということでいいでしょうか。
堂島丈二:(復活後に減る、ということならここから減らします)
GM:復活前で!
堂島丈二:ヤー、では処理的にはこのままで!
堂島丈二:じゃあリアクション軽く。
桜森昴:「クソッ! 手を間違えたか……!」攻撃に意識を回しすぎた、回避が間に合わない
堂島丈二:「っ……概念系の能力ってやつはこれだからなあ!」
堂島丈二:──けれども、それ故に。守るという意志を発すれば、それは成る。この空間は、そういうモノだ。
成海信三:「堂島さん! 昴の方、頼んました!」
堂島丈二:腕を伸ばす。ただそれだけで、引き寄せられるように。瘴気は少年から青年へと狙いを変える。
堂島丈二:「おうよ。──この後も働いてもらわなきゃならないからな!」
成海信三:電撃が体の上で弾ける。襲い来る瘴気の波を相殺する!
宇土金嘉数:「へえ、今のを捌くんだ? とはいえ、一人は捉えたぞ」
宇土金嘉数:「一番頑丈そうな奴が沈めば、あとは楽勝だよなあ」

GM:▽round1─成海信三/メインプロセス
GM:行動ドーゾ!
成海信三:押忍!
成海信三:ムーブマイナーなしの、メジャー!
成海信三:「ライトニングボルト」で《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:対象は宇土金!
成海信三:対応無ければ命中判定!
GM:範囲攻撃ですよね?
成海信三:範囲攻撃になっちゃいますね、オメガエフェクトの効果で。
宇土金嘉数:《マインドベンダー》使用。
成海信三:ギャーッ!?
GM:ちょっとタイミングがずれて済まぬ
GM:範囲対象を桜森・堂島・成海のエンゲージに変更するか
GM:FPを22点支払って貰おうか、グヘヘ
成海信三:FPを支払う支払う!!
成海信三:基礎能力値がバカみたいに高いから……コストがバカみたいに高い!
成海信三:なんてやつだ……
成海信三:成海信三のFPを22減少 (26 → 4)
成海信三:《特異知覚》を使おうと思っていたけど使えなくなったぜ!
成海信三:改めて、このタイミングで対応なければ命中判定!
GM:カモン!
成海信三:2BB+7%0 命中
BeastBindTrinity : (2BB+7@9#2) → 2[1,1]+7 → ファンブル → 0

GM:お……っと……?
成海信三:出目の極端さ!
成海信三:堕落判定ってラウンドに含んでます?
GM:ワンモアチャンスしていいですよ
成海信三:ありがたく。します!
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。
成海信三:判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (0 → -2)
成海信三:2BB+7%0 命中
BeastBindTrinity : (2BB+7@9#2) → 7[2,5]+7 → 14

GM:うーん、ガードします
GM:罪ブなしの場合は守護者防御(フォースフィールドのガード値)+アーマーセットで
GM:そこそこ軽減されます
成海信三:OK、ではダメージロール直前!
GM:まずはダメージステップどうぞ
成海信三:《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (-2 → -4)
成海信三:これで殴る!
成海信三:11+3+1d6+3d6+10+1d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+3D6+10+1D6) → 11+3+5[5]+8[3,4,1]+10+3[3] → 40

成海信三:【感情】、40点!
堂島丈二:キリのいい…数字!
GM:感情ガード/アーマー適用して19点軽減
GM:21点ダメージ入りました。まだ健在です
成海信三:成海信三の人間性を4減少 (-4 → -8)
成海信三:「お前の事はメチャメチャ気に入らねぇんだよな~ッ」体表で弾ける電撃が一層激しくなる!
成海信三:「復讐代行……まぁいいよ。依頼するヤツにも色んな事情があるんだろうな」
成海信三:「ただその過程でカンケーねぇ人にまで迷惑かけてんのがまずムカつく」右腕を前へと伸ばす。
成海信三:「俺のダチに手ぇ出そうとしたのが次にクソムカつく」親指と中指をくっつけ、
成海信三:「んで今! 俺らにダチやられたってのにヘラヘラしてんのが、最後にムカついてんだよな~ッ!」弾く!!
成海信三:その瞬間、音が届くよりも先に……光は敵へと到達する。
成海信三:宙より出でた電撃が、宇土金とその守護者の周りで荒れ狂う!!
宇土金嘉数:「チィッ……“ミスター・ゴールド”!」
GM:カッ! バシシシシシッ!
GM:中空に出現した守護者が、雷撃の波をブロッキングする!
“ミスター・ゴールド”:光の速さで襲い来る衝撃と熱を完全には防ぎきれず、その拳に熱傷が生じる。
宇土金嘉数:「そう熱くなるなよ。友達なんて所詮、その時々の付き合いだろ?」
成海信三:「その時々だとしても、今一瞬でマジにならなきゃウソだろーがよ」
成海信三:「ダチ。先輩。皆揃ってる。おめーの"才能"とやら『だけ』には、負ける気がしねーぞ」

GM:堂島さんの行動!
堂島丈二:押忍!イニシアチブはなし。マイナーで《能力移植:繁栄の地》。
堂島丈二:PC3人のFPを回復し、受けているBSを回復します。こちらは放心を回復。
堂島丈二:2d6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 4[1,3]+6 → 10

堂島丈二:うーんちんまり。それぞれ10点回復してください。
成海信三:ありがたい。FP14まで。
堂島丈二:自分はFP消費と差し引きで7点回復。
桜森昴:ありがたい、最大値48まで回復
堂島丈二:続いてメジャー、《彼の出番だ》で成海くんを未行動状態に!
堂島丈二:割り込みとかはないと思うので、軽く演出!
堂島丈二:──青年が踏みしめた地面。そこからじわりじわりと、侵蝕するように地面が木の床に置換されてゆく。
堂島丈二:ビルは柱に。澱んだ空は天井に。そして、ただひとつ。そこになかったものに代わり。
堂島丈二:「悪いが、俺の専門はこっちでね。ガタイの割には頭が回るのさ」
堂島丈二:──叡智と共に生命創造の糧となったもの。雷を閉じ込めた大電球。
堂島丈二:太陽の如く輝く光が、歪んだ街だった場所。広大な研究室へと変貌した世界を照らす。
堂島丈二:──怪物の棲む古屋敷。フランケンシュタインズ・ラボラトリー。
堂島丈二:それが、この世界の、そして──
堂島丈二:「──とびっきりのエネルギーをくれてやる。上手く使えよ、信三!」
堂島丈二:堂島丈二、すなわちヴィクトル・フランケンシュタインの心象(たましい)の名だ。
成海信三:「りょーかいりょーかい!!」様変わりした周辺を見渡して、にやりと笑う。
成海信三:では、未行動になったこっちが手番を行います。
成海信三:ムーブマイナーなしの、メジャー。
成海信三:「ライトニングボルト」で《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
堂島丈二:判定前に《前世の技:神罰》!
堂島丈二:この攻撃はガード不可、ダメージ+18となります。
成海信三:まず対象決定は宇土金だけど、この時点でまた何かあるかな
堂島丈二:あっそうだった。割り込み如何によっては取り下げます。
GM:<マインドベンダー>なしです 判定どうぞ
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (-8 → -9)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (14 → 10)
成海信三:2BB+9%0 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@9#2) → 8[3,5]+9 → 17

堂島丈二:いい出目……!
桜森昴:やったれ!
宇土金嘉数:ぐぬぬ……回避狙う!
宇土金嘉数:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 7[1,6]+6 → 13

GM:見事命中!ダメージどうぞ
成海信三:11+3+1d6+3d6+18 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+3D6+18) → 11+3+4[4]+8[2,3,3]+18 → 44

成海信三:感情44点!
“ミスター・ゴールド”:<エネルギー吸収>発動!
成海信三:何ッ
堂島丈二:ぬぅッ!?
GM:【技術】とLVd6の軽減入ります レベルは1だから
GM:44-12-1d6
BeastBindTrinity : (44-12-1D6) → 44-12-4[4] → 28

GM:28点。【感情】属性アーマー値は12あるから16点ダメージです
GM:演出どうぞ!
成海信三:「せぇ……のっ!」電磁力の反発を足元から作用させ、高く飛ぶ。
成海信三:宙で閃く大電球に手を伸ばす。
成海信三:身に纏う雷が電球の中で迸るそれと引かれ合い、ひとつになり、莫大な電力が成海に宿る!
成海信三:「もっぱつ、食らえよ!! バリバリの、バチバチの――」掲げた手を振り下ろし、もう反対の手で受け止めて、
成海信三:「ズドーンだッ!!」重なった手が音を出す。それがトリガー。
成海信三:再びの雷鳴の濁流が、宇土金に殺到する!
宇土金嘉数:殺到する雷撃が、宇土金を打ち据える直前、目の前で爆裂する!
“ミスター・ゴールド”:瘴気を纏った守護者が、放たれた雷撃を吸収するかのように支え、防ぎとめたのだ。
“ミスター・ゴールド”:微かに吸収しきれなかった電撃による熱傷を受けているが、依然戦闘行動に支障なし、と言った様子だ。
成海信三:「硬ぇ!?」
成海信三:「だけどこっちも、まだまだだっ」
成海信三:成海信三の人間性を4減少 (-9 → -13)
宇土金嘉数:「何度やろうが無駄なこと……君ら、この世界の泳ぎ方はろくに知らないようだな」
宇土金嘉数:「俺にとっては都合がいい。このまま溺れ死んでもらうぞ」

GM:▽round2
GM:セットアップ
GM:宣言は多分ないんじゃないかな~?エネミー側はありません
桜森昴:なし!
成海信三:なし!
堂島丈二:は、無しで!
GM:イニシアチブ
GM:桜森くんの行動からです。どうぞ!
桜森昴:ムーブ、マイナーなし。ここは手も抜いてられん
桜森昴:メジャーで《魔を断つ一撃》、獲得した大罪を消費!
桜森昴:接近している守護者で宇土金に攻撃!
桜森昴:2bb+7%0
BeastBindTrinity : (2BB+7@9#2) → 9[3,6]+7+20 → クリティカル → 36

桜森昴:回った!
GM:あ、普通に白兵値で判定した!?となると理不尽なリドルは切れないから……
桜森昴:《魔を断つ一撃》によりガードと装甲は無視します
GM:回避値でのドッジ狙います
GM:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 9[6,3]+6 → 15

GM:超越切っても1足りない数字!見事命中!
桜森昴:よし! ダメージ前に自前の罪を使ってさらに+5Dします
成海信三:ではダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (-13 → -15)
GM:他に罪ブーストはありませんか?
堂島丈二:こちらからは…なしで!
桜森昴:《魔を断つ一撃》で「8+(《罪果の魔身》レベル*2)」D6をダメージに追加、+10D
桜森昴:判定行きます!
桜森昴:20+2d6+10+1d6+10d6+5d6
BeastBindTrinity : (20+2D6+10+1D6+10D6+5D6) → 20+10[5,5]+10+1[1]+33[2,4,3,5,3,4,2,3,2,5]+21[6,6,4,4,1] → 95

桜森昴:95点、アーマーとガードを無視
GM:アーマー・ガード0扱いなんでそのまま受けて……
GM:まだ立ってるけど流石にだいぶ削れました
桜森昴:初撃を逃したのが痛いな、演出!
桜森昴:(焦るな。まだ手はある。一人諦めたら俺達全員が共倒れだ)
桜森昴:思考が奔る中、ふと。握りこんだ手に奇妙な感覚が生まれた
桜森昴:わずかに眼を落とし、手を開く。──奇妙な色の果実がいつのまにか、その上にあった
桜森昴:「そうかよ」渡された時の言葉はもう覚えていない。何か、様々な名で呼ばれていたが──
桜森昴:「やってやるさ。そのために、ここにいるんだからな!」乱雑に果実を口に運び、齧る。果汁が血のように溢れ出して手と口元を濡らして
桜森昴:「──“ヒイロ”!」昴の両手が鋼鉄に置き換わる。
“ヒイロ”:四肢の鋼鉄が体を覆う。エネルギー体である胴体は、動力に。肥大化した四肢は魔を防ぐ城壁に、打ち砕く剣に
“ヒイロ”:右手を掲げる。剣を握っていた手に、ただ放出し続けていたエネルギーが収束し。球体状に圧縮
“ヒイロ”:それは異なる世界(ドミニオン)、あらゆる世界(ドミニオン)で幾多の邪悪を祓った一撃。第一種近接昇華呪法
桜森昴:「■■■■・■■■■■────ッ!!」叫びと共に高め切った熱量を宇土金──“ミスターゴールド”めがけて叩き込む!
桜森昴:オートタイミングで罪チェック、事件を解決したいも申請しておきます!
GM:チェック通します。罪1点どうぞ!
“ミスター・ゴールド”:繰り出された攻撃を捌こうとするが───その動きよりも素早く、“ヒイロ”の攻撃が炸裂する!
“ミスター・ゴールド”:ピキッ メシャッ!
“ミスター・ゴールド”:守護者の像が強烈な一撃を受け、大きくひび割れる!
“■■■■■■・ヒイロ”:全身を鋼鉄に覆ったがためか。兜のように変わった頭部から、二つの瞳が守護者を睨む
桜森昴:「さっきの分はこれで通したぞ……!」
宇土金嘉数:「うごおっ!ぐ……こいつ!」先ほどまでとはスピードもパワーも段違いの攻撃を受け、身体を大きく曲げて血を吐く!

GM:エネミーターン!
GM:ムーヴなし、マイナー<BS付与:放心>
GM:メジャーで<守護者強化>。再び魔法武器による射撃攻撃を行います。
GM:判定前に<守護者同調>
GM:標的は桜森・成海・堂島の三名!
“ミスター・ゴールド”:8+2D6
BeastBindTrinity : (8+2D6) → 8+7[6,1] → 15

GM:<世界律:超越>切ります。対抗札ありますか?
GM:なければ達成値35に移行。
桜森昴:しばしお待ちを
堂島丈二:ではこちらからの対応は無しで!
桜森昴:こちらはワンチャン狙ってドッジを
桜森昴:2bb+5%0>=35
BeastBindTrinity : (2BB+5@9#2>=35) → 8[4,4]+5 → 13 → 失敗

成海信三:こっちも一応ドッジ。
桜森昴:そううまくは行かなかった…!
成海信三:2BB+4%0 ドッジ
BeastBindTrinity : (2BB+4@9#2) → 6[1,5]+4 → 10

成海信三:ダメですね
堂島丈二:こちらも一応ドッジ!
堂島丈二:はどのみちアレか。ガードしておきます、そして《守護の盾》で成海くんをカバーリング!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を1減少 (7 → 6)
GM:ダメージロールやります!
“ミスター・ゴールド”:……の前にダメ押し<世界律:絶望>
“ミスター・ゴールド”:50+3D6
BeastBindTrinity : (50+3D6) → 50+10[2,4,4] → 60

“ミスター・ゴールド”:60点のAG無視・放心付き攻撃
桜森昴:おのれ! FP0で愛1点消費、解放状態になって復活! FP14へ
堂島丈二:こちらもFP0に!愛1点消費で解放状態、FP16に!
GM:解放状態になったので次殴られてもバステはつかないですね
宇土金嘉数:「ぐ……だが、依然形勢はこっちが有利であることに変わりはない!」
“ミスター・ゴールド”:ひび割れた身体から尚も瘴気を吐き出し、影のオーラを君たちに向けて撃ち出す!
堂島丈二:「──ひとつ教えてやる。お前はどうやら「勝てるから戦う」って類の奴らしいが──」
堂島丈二:「そうじゃない連中ってのもいる。勝ち目のあるなしじゃあない。何かのために戦って勝ちをつかみ取る、そんな奴がな。そう──」
堂島丈二:「──こいつらみたいな奴が」
堂島丈二:バチバチと雷光が弾ける中。青白い光の向こうで、怪物が笑う。
堂島丈二:(クライマックスの罪ロールを「次世代に託したい」で申請します)
桜森昴:腕を十字に組み、硬質に変異した腕が影のオーラを受け止める。“像”は傍らにいない。しかしその姿は、守護者のように見えた
桜森昴:「ハードル高いですねそりゃ……けど」
桜森昴:「まだ俺は折れてもいないし、崩すにはもうひとつ足りないぜ……!」魔を断つ剣も、阻む城塞もいまだ大地に落ちてはいない
成海信三:怪物――いや、頼りになる先輩の影から、
成海信三:「応えてみせなきゃな、俺たち!」苦しい時こそ、笑って見せる。

GM:▽成海くんの正規手順!
GM:行動をどうぞ
成海信三:うす!
成海信三:ムーブマイナー無しの、メジャー。
成海信三:「ライトニングボルト」で《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:対象は宇土金で!
GM:判定どうぞ!
成海信三:よかった、アレはなかった!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。
成海信三:判定の達成値を+2します。
成海信三:成海信三の人間性を1減少 (-15 → -16)
成海信三:成海信三のFPを4減少 (10 → 6)
成海信三:2BB+9%0 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@9#2) → 8[4,4]+9 → 17

成海信三:リアクションどうぞ!
“ミスター・ゴールド”:ドッジします
“ミスター・ゴールド”:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 11[5,6]+6 → 17

GM:おっとこれは……
桜森昴:ええい、ここは切っておく!
桜森昴:失礼、取り下げを
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。
成海信三:判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少 (-16 → -18)
“ミスター・ゴールド”:振り直し!
“ミスター・ゴールド”:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 3[2,1]+6 → 9

GM:ダイスが死んだ!見事命中です
GM:ダメージステップどうぞ
成海信三:ダメージロール直前、罪切って「ダメージ増強」!
成海信三:二人から上乗せ無ければこれでダメージロール!
桜森昴:念は入れとこうかね
桜森昴:愛と罪を消費してこちらもダメージ増強を
成海信三:では増強2枚でダメージ!
成海信三:11+3+1d6+3d6+5d6+5d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+3D6+5D6+5D6) → 11+3+1[1]+5[1,1,3]+13[1,5,1,1,5]+15[2,3,2,3,5] → 48

成海信三:なんかイマイチだけど……アーマーガード無視、48点!
GM:ええと、AG無効の48が通るから……
GM:これで合計ダメージ180点! あと1歩ですね
成海信三:成海信三の人間性を4減少 (-18 → -22)
GM:演出どうぞ!
成海信三:「行くぜ、"バリサン"!! ぶっ飛ばせ!!」大きく両手を広げ、柏手を打つ。
成海信三:ビリビリと掌に伝わる感触。
成海信三:同時に音を置き去りにして、雷撃が疾る。
成海信三:いままでとは異なる感覚。今度こそ、「捕らえた」という確信がある!
“ミスター・ゴールド”:守護者の像を雷撃が打ち据え、爆発音と共に本体である宇土金の身体が大きく吹き飛ぶ!
宇土金嘉数:「があ……ッ!テメエよくも……」身体に熱傷が浮き上がる!

GM:▽堂島さんの手番どうぞ!
堂島丈二:押忍!マイナーなし、メジャーで《彼の出番だ》!対象は桜森くん!
堂島丈二:堂島丈二の人間性を2減少 (6 → 4)
堂島丈二:「派手な方にばっかり目が行ってていいのかい。そっちは一人だが、こっちは──」
堂島丈二:「三人いるぞ?」
堂島丈二:パチン、と指を鳴らす。その動作で、大電球から一筋の雷光が桜森昴へと繋がる。
堂島丈二:──電流とはすなわち、生命のエネルギー。であれば、その力は異能を増幅するだけに留まらない。
堂島丈二:いやむしろ。人と、そして半魔と共に在る守護者こそが生命エネルギーの顕現であるのならば──
“■■■■■■・ヒイロ”:輝く雷を受けて、守護者が軌跡を描きながら加速する
桜森昴:こちらの手番、ムーブマイナーなし! メジャーで血戦武刃と《八拾八式:茨木崩》を使用して守護者から宇土金へ攻撃!
桜森昴:解放状態のため命中ダイスが3個に
桜森昴:3bb+7%0
BeastBindTrinity : (3BB+7@9#2) → 8[1,2,6]+7 → 15

桜森昴:振り直しが使用済みだからこれで確定…!
GM:避けてやるぜ~ッ
“ミスター・ゴールド”:2D6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 10[6,4]+6 → 16

GM:ホントに避ける奴があるか
桜森昴:マジで避けるんじゃあねぇ~。《万物の打倒者》を切る!
桜森昴:愛1点消費して-20
GM:達成値-4で失敗です……! ダメージステップどうぞ!
成海信三:愛罪切ってダメージ増強を投げる!
堂島丈二:こちらからも、愛罪ブーストでダメージ増強!
GM:+10Dですね
桜森昴:ありがたい、重ねてダメージ直前に《魔獣の殺意》で+1D
桜森昴:桜森昴の人間性を1減少 (-12 → -13)
桜森昴:24+2d6+10d6+1d6
BeastBindTrinity : (24+2D6+10D6+1D6) → 24+6[2,4]+32[2,5,1,1,6,6,2,4,2,3]+6[6] → 68

桜森昴:アーマーとガード無視で68!
桜森昴:桜森昴の人間性を2(→ 2)減少 (-13 → -15)
GM:残りFP53点……再起不能です!
桜森昴:ではフィニッシュを頂かせてもらいます
堂島丈二:ゴーゴー!
桜森昴:「こんだけ期待されてんだ──ミスはできねぇよな! “ヒイロ”!」答えはない。だが自らの大事な相棒へ言葉をかけ、守護者を操る。
“■■■■■■・ヒイロ”:「オオ────AAAARYUAAAA!!」両の手に再び剣を構え、“ミスターゴールド”へ無数の剣閃が奔る。
“■■■■■■・ヒイロ”:ひとつ、ふたつ、捌かれようと構わず次が。十に重ねて二十、雷の力によって加速した刃は止まらない
桜森昴:駆け出す。変異した四肢は鉄のように重い。だが躊躇わず、前に出る。守護者と並ぶため、同じ力の使い手の元へ
桜森昴:「おお──」拳を握る。振り被る。ただの高校生だ、守護者に比べればそれほどの力を持つわけではない
桜森昴:だが──だとしても。後ろで見ているだけのものに、意味などないと願って
桜森昴/“■■■■■■・ヒイロ”:『オラァ────ッ!!』
桜森昴:ふたつの言葉が重なって。“ミスターゴールド”へ、宇土金嘉数へ。最後の一撃が放たれた
宇土金嘉数:「うげえっ……ぐ……あ……」拳が顔面を打ち据えると同時、白目を剥いてその場に崩れ落ちるように倒れ込む。
GM:再起不能を示すように、無数の剣戟を叩き込まれた守護者もまた、ひび割れ、朽ちかけていくように消失する。再起不能だ!
桜森昴:「ハァ────」
桜森昴:終わった。そう確信し、守護者の姿が消えてゆく
桜森昴:「ようやく入門くらいですかね、みんなの後に続くには」振り返り。痛む体を堪えるよう笑いながら言った
堂島丈二:「馬鹿を言え。後に続くんじゃあない」
堂島丈二:「いつだって、最前線を突っ切るのは若い連中さ。お前らみたいな、な」
堂島丈二:浮かべる笑みは、頼もしい仲間を得た男のそれだった。
成海信三:「へっへへ、だってさ。もっともっと先に行かなきゃな」友人に向けて笑みを返して、
成海信三:「ともかく、今日のところは勝利のぶいぶい! さ、帰ろうぜ!!」

【Beast Bind Trinity】
守護者名─“ヒイロ”
本体─桜森 昴
▽Guardian Status
破壊力:B スピード:B 射程距離:C
持続力:B 精密動作:C 成長性:?
【解説】
炎の刃と鋼鉄の拳による接近戦を得意とする、闘士型の像を持つ守護者。
一見してシンプルな精神力の具現体、中距離パワー型とでも言うべき能力だが……?


GM:【バックトラック】
GM:まず、愛をお持ちの人は
GM:残ってる愛1点につき絆を1個回復可能です
GM:あと全員SA達成してるので
GM:[絆の数*2]d6で人間性を回復できます それでも成海くんはけっこう怪しいので追加振りした方がいいかもしれません
成海信三:とりあえず手持ちの愛を3つ使って絆6まで回復させます。
桜森昴:まず自前の愛2点でエゴ「力を振るいたい」「事件を解決したい」を絆に戻します
成海信三:桜森君に愛1個投げて絆回復させときましょう。
桜森昴:ありがとうございます、「目の前の相手をぶっ飛ばす」を絆に戻して初期状態に
堂島丈二:こちらは人間性6なので、残った絆3つで素振りを。SA達成分の倍振り宣言は無しで。
堂島丈二:3d6+6
BeastBindTrinity : (3D6+6) → 5[2,2,1]+6 → 11

堂島丈二:人間性分の経験点は5点!
桜森昴:絆5で、SA分の二倍振りを使って10個!
桜森昴:10d6-15
BeastBindTrinity : (10D6-15) → 27[4,2,3,3,5,2,3,1,2,2]-15 → 12

成海信三:人間性-22から絆6個、SA分の倍振り宣言から12個。
桜森昴:12で5点
成海信三:12d6-22
BeastBindTrinity : (12D6-22) → 46[5,5,2,6,6,4,5,5,1,3,1,3]-22 → 24

成海信三:生き汚い出目だ 24の4点で!
GM:12個振ったら-22でも戻ってこれるんだなあ
GM:では諸々のチェックポイント込みで経験+10あげるので 14-15点獲得してください
GM:成海くんだけ14点ですね
桜森昴:15点拝領します!
成海信三:14点いただきます!
堂島丈二:いただきます!15点!
GM:ではちょっと早いんですが午前の部はここまで!お疲れさまでした
堂島丈二:はあい、お疲れ様でしたー!無事の帰還、めでたい!
桜森昴:お疲れさまでした!
成海信三:お疲れさまでした~!


エンディング1:堂島 丈二

GM:守護者使い達を倒したのち、君は一連の顛末を報告すべく、再びルーナンを訪れた。
伊達彰:「堂島さん。協力を頼んでいた件について、進捗があったと聞きましたが。……その顔を見ると、どうやら決着までついているようですね」
堂島丈二:「ああ。少なくとも、連中が同じ手口で「代行業」を続けることはない。……ま、力の出所に関しちゃあ」
堂島丈二:「然るべきところが落とし前をつるだろうさ。死霊課なり何なり、な」
伊達彰:「彼らは優秀だと聞きます。私からも一度、今回のことを足掛かりに協力体制を取れないか連絡してみようと思っていたところです」
伊達彰:「助かりました。この店に来て、貴方を頼ったことは間違いではなかったようだ」
堂島丈二:「そう言ってもらえると有難いがね、実際のところは──」
堂島丈二:グラスの中に半分ほど残っている、薄い琥珀色の液体。それを二息で飲み干して。
堂島丈二:「一応の解決を見たのは俺の力じゃあない。俺と、今回巻き込まれた奴らと──」
堂島丈二:「この街の力だ」
堂島丈二:あるいは、その言葉には。己の力だと言い張るよりも強い誇りと、自負と、誉れが滲む。
伊達彰:「街の力……ですか」
堂島丈二:「曖昧な概念かもしれないけどな。……縁の力、絆の力と言い換えてもいい」
伊達彰:きみの言葉に頷いて見せる。
伊達彰:「そうですね。この街の半魔たちからは強い意志を感じます。私もかつて感じたことのある、強い力だ」
伊達彰:「もう随分と昔のことになりますが。……ともあれ、気をつけてください」
伊達彰:「この街に長い貴方には無用の警告かもしれないが、『短剣』はまだ回収されてない」
伊達彰:「死霊課と協力して私の所属先も追うことになるでしょう。ただその間、他にあの守護者がイレギュラーを増やしていない、とも限りませんから」
GM:そんなものがなくてもおかしなことが起きる街ではあるんでしょうが、と肩を竦めて見せる。
堂島丈二:「ああ、俺の知り合いにも伝えておこう。……ともあれ、これでひとまずは一件落着、だ」
堂島丈二:「確かに騒ぎには事欠かない街だがね、今くらいは少し気を抜いたって構いやしないだろうさ」
伊達彰:「年の瀬らしく、ですか?」
堂島丈二:「そういうこった。ま、どうせ年を越す時にゃあ何かしら起きるんだろうけどな」
堂島丈二:「そういう騒がしさも含めて、俺はこの街が──」
堂島丈二:「──ひとが、好きなのさ」
堂島丈二:──曰く。守護者とは、イレギュラーのエゴ、すなわち心がカタチを持ったものだという。
堂島丈二:この男は過去形で語ったが、彼が今も「守護者使い」で在り続けているということは。かつて彼が感じた「強い意志」は、何かのカタチでまだ生きているということだろう。
堂島丈二:──願わくば、かつて在った意志が。今を生きる意志が。これから生まれる意志が。
堂島丈二:よきものでありますようにと祈りながら、カウンターの向こう側へ。同じものを、と空のグラスを滑らせた。

エンディング2:桜森昴・成海信三

GM:数日後。私立・月影高校にて。
紫藤拓真:「おっ、来た来た!」
紫藤拓真:「病院行くって言ってたけどさ、そっちは大丈夫だったか?あの時はびっくりしたよ、ホント」
GM:君たちは何事もなかったかのように、再び日常に帰ってきた。
桜森昴:「ああ~。そうそう、シップもらって貼ったらすぐ治った」
桜森昴:「な?」忘れてたことを誤魔化すように成海君へ振る
成海信三:「心配してついてってソンした~って思うくらいヘーゼンと治ったよな」小さく笑んで話を合わせる。
桜森昴:「そういうこと。こっちこそ押し付けて悪かったな」
成海信三:「事情チョーシュみたいのされたりしたん? なかなか出来ん体験っぽいよな」
紫藤拓真:「すぐに事故ってことで帰されたけどさ。あの距離でおまわりさん二人と話しするの、けっこー怖いよ!?」
紫藤拓真:なんかスーツ姿の刑事っぽい人も来てたし!と続けて。
桜森昴:「よかったな、今後面接とかビビらずに済む」
成海信三:「うはは、めちゃめちゃポジティブな捉え方」
桜森昴:「まぁそりゃ冗談にしても。ジュースくらいは奢るよ」
紫藤拓真:「他人事だと思っちゃって、こいつ~」
紫藤拓真:「お、助かります!」
桜森昴:「……なんか、もうすぐ進級だけどぜんぜん実感沸かねぇな」
成海信三:「ま、そんなもんそんなもん。まだまだ受験~って感じでもないし」
桜森昴:「明日もその先もずっとこんな風に変わらないんじゃって思いそうだ」自販機で買ったホットコーヒーの缶を紫藤に投げ渡して
桜森昴:「仮にクラス変わってもつるむヤツが変わらなけりゃ、それもそうか」
成海信三:「変わってくことも良し、変わんねーもんも良しってことで」
成海信三:「ちょっと早いけど来年もよろしくよろしく、な」
紫藤拓真:「そうね。ちなみに俺は来年も若槻さんと同じクラスがいいな~……って話をしたら」
紫藤拓真:「犬養にすっげーーーー怖い目で見られました」
桜森昴:「懲りないやつ」
成海信三:「マジでな」
桜森昴:「成海はどうせ年末もゲーセンで年越しするのか?」
成海信三:「んな感じになっかなぁ。どーする? 年明けたら皆で初詣とか行く?」
桜森昴:「俺はいいけど。一人暮らし始めたから、予定もねーし」
紫藤拓真:「お!そんじゃ折角だし大晦日から昴ん家泊まろうぜ。鍋食って桃鉄やろう、桃鉄」
成海信三:「よっしゃ、負けねーぞ。俺以外全員破産させるくらいで行くぜ」
桜森昴:「あんまり騒がないようにするならな。うちのアパート、たまに怖い人いっから」挨拶したのは隣接した部屋の人くらいだが。あそこに棲む人たちがそういうものである以上、気は遣いたい
成海信三:「おっけーおっけー。抑え目で行くから」
桜森昴:「あと食材ちゃんと持ってこいよ。食えるやつ」笑いながらスニーカーを進ませる
桜森昴:事件が終わり、細かい話は堂島さんが進めてくれると言っていた。だから後は静かに過ごせばいい
桜森昴:だが、口の中にあの味が残っている。戦う度に思い出す。血のように粘る、味わったことのない柔らかな刺激
桜森昴:──視線の先に何かが見えた。バスケットを抱えた、幅広の帽子を深く被る女の子
桜森昴:あの時に伝えられた言葉はなんだったか。エデンの林檎。ペルセポネの冥府の実。破邪顕正の吉祥果。
桜森昴:あるいは魔によって、魔を断つ剣を呼び出す邪神の果実。その意味はいまもわからない
桜森昴:瞬きをすればその人影も消えていた。幻覚かどうかも、確かめることはできない
桜森昴:しかし。手を突っ込んだままの制服のポケットの中にある、この存在は嘘ではない。
成海信三:「昴、どうした? ボケーっとして」
桜森昴:「ああ……いや」
桜森昴:「鍋の味はどうしようかって考えてた。豆乳とか結構うまいんだぜ」
成海信三:「いーじゃんいーじゃん、なんか健康にも良さそうで」
桜森昴:「じゃ、家主の権限で決めさせてもらうか──」
桜森昴:ともあれ。いまはいましかない。明日にはまた明日の理屈と、問題が来るとしては
桜森昴:この“自分”が味わえるものを逃さずにいよう。昼と夜、人と魔の間を歩いてゆくというのなら
桜森昴:まだもうしばらく、自分は人間でいたいから
桜森昴:「んじゃ大晦日の夜、寝過ごすんじゃあねーぞ」心から楽しみに笑って。そう告げる
成海信三:「おう! そっちこそな!」同じく、笑顔で応える。
紫藤拓真:「そんじゃまたなー!」同じく笑顔で手を振って。
成海信三:――今回の"冒険"は終わった。
成海信三:いつかまた、奇妙な出来事が起きたら、俺も昴もまた巻き込まれていくんだろうけど……
成海信三:それは、またの機会に!

【Beast Bind Trinity:Juves】
「Beast inside」end.